厚生労働省は8日、インフルエンザの集団感染による学校(保育所、幼稚園、小・中・高校)の休校と学年・学級閉鎖が、8月30日~9月5日の1週間で前週(278校)の2.8倍の計772校に上ったと発表した。大半が新型インフルエンザとみられる。全国的に新学期が始まり、学校での感染が拡大した。
厚労省によると、休校は100校で前週からほぼ横ばいだが、学年閉鎖は3.2倍の169校、学級閉鎖は4.3倍の503校。欠席者は3.8倍の5987人になった。
都道府県別では、東京の127校(前週17校)が最多。大阪64校▽千葉45校▽兵庫43校なども、前週の1けたから急増した。沖縄は60校から45校に減った。【清水健二】
毎日新聞 2009年9月8日 20時20分(最終更新 9月8日 21時03分)