信号待ちをしていた男性に因縁をつけ現金を奪ったとして、小松川署は7日、住所不定、無職、山崎一也容疑者(24)を強盗容疑で逮捕したと発表した。同署によると、山崎容疑者は容疑を認め、「奪った金はパチンコや飲食代に使った」と供述しているという。「6月ごろから江戸川区や千葉県市川市などで約40件の強盗をやった」と供述しており、裏付けを進めている。
逮捕容疑は、8月22日午後8時半ごろ、江戸川区西瑞江3の都道交差点でバイクに乗り、乗用車で信号待ちをしていた建設作業員の少年(18)に金属バットを振り上げながら「何だ、こいつって言っただろう」と因縁をつけ、車を近くに止めさせ現金1万3000円を奪ったとしている。【佐々木洋】
〔都内版〕
毎日新聞 2009年9月8日 地方版