山本勘助がてんこもり
闇将軍というのがいるわけだ。むかし、田中角栄がそう呼ばれていたんだが、首相が代わってもその背後で色々と画策し、政治を動かす人の事だな。で、ひと頃は小沢一郎も首相候補者の面接したりなんかして、けっこうコワモテだった。小渕首相が死んだ時にも五人組なんてのが暗躍したそうなんだが、昔話はさておき。
森政権で自民党幹事長を務め、第三派閥を率いる。運輸相や党道路調査会長を歴任し、道路族の「ドン」の顔も持つ。小泉、安倍両政権と距離を置いてきたが、対アジア外交などで政策的に近い福田康夫氏の総裁選擁立には率先して動き、大勝の立役者になった。
参院議員秘書出身のたたき上げ。こわもてのイメージが強く、「軍師」とも称される。国対委員長当時、草川昭三公明、二階俊博自由両党国対委員長と「だんご三兄弟」と呼ばれる盟友関係を築くなど党内外の人脈は広く、調整能力には定評がある。
古賀さんなんだが、新・闇将軍との呼び声が高いわけだ。政界引退したはずの野中爺ぃなんぞがしゃしゃり出てきたんでアレ?という感じだったんだが、本人に言わせると、いやいや、動いたのは古賀さんで、古賀さんの手柄だというわけだ。
野中によると、福田総裁の流れを引き込んだ仕掛け人は古賀だそうだ。バカボン安倍が辞意表明した夜、古賀は「福田さんでやろうと思います」と、野中に電話。9月12日のこと。
古賀は、麻生派を除く旧宏池会の主要メンバーを抱き込み作戦開始。先ず谷垣をゲット。(古賀、麻生(河野)、谷垣(加藤)が宏池会から分裂)
次に山崎、森、など自民党に影響を与える政策集団(ど派閥)のボスに話を持ちかけ、「福田でどう?」を推し進めたそうだ。
野中に言わせれば「見事な手腕、あっぱれ古賀」だそうだ。
野中の教え子が、表に顔を見せないキングメーカーに育ったってことか。「私は動いていない」と野中は公言、上京したのは、後藤田の法事参加らしい。(わかるか、そんなもん!)
古賀というのは野中の子分だ。なので、言い分をそのまま信用できるわけじゃないんだが、まぁ、言ってみれば首相が偉いのかと思ったらその裏にラスボスがいた、と。で、やっとラスボスにたどりついたと思ったら、更にラスボスの背後に黒幕がいたというわけで、なんだか安手のアクション映画みてぇだなw で、謎の大阪オバチャンによれば、
風鈴のような福田はなんも役立たず、
けど風鈴を動かす風の面々は【山本勘助】がてんこ盛り
だそうです。なるほど。
山本勘助101の謎 (PHP文庫) 価格:¥ 600(税込) 発売日:2006-10-03 |
あ~~~あ 古蛾の顔みてるとほんと食欲なくなる
気持ち悪いわぁ~
野名蚊のおっさんも早くあの世いけや
投稿 | 2007/09/26 19:45
>古賀は、麻生派を除く旧宏池会の主要メンバーを抱き込み作戦開始。先ず谷垣をゲット。(古賀、麻生(河野)、谷垣(加藤)が宏池会から分裂)。
う~んと、吉田自由党の流れをくむ大平派が源流で加藤派と麻生派に分裂。2000年の加藤の乱で宏池会;加藤派が三分裂して加藤さんを支えていた連中が谷垣派へ。加藤憎しの輩が古賀派とその他河野ヨウヘイなどへ分裂。
中選挙区の時代の派閥は力学が働いていたけれど、小選挙区や変態小泉が勝手な組閣してから激変しましたね。党の公認をちらつかせたら、逆らえないからのう。政治関係のニュースは番記者の思い込みばかりで、ホントに当てにならない。野中先生はもはや妖怪の域ですねぇ。断末魔か最後の足掻きか?
投稿 もりへー | 2007/09/27 00:09