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【世界の食からin東京】ヨーグルトが調味料で活躍

ブルガリア料理

 とろりと甘酸っぱい健康的なデザート。ヨーグルトにはそんなイメージを抱いていたが、本場ブルガリアでは「調味料」的に大活躍をする。

 ヨーグルトを使った冷たいスープが「タラトル」。東京・汐留の「SOFIA」では、ヨーグルトを牛乳や水でのばし、刻んだニンニクとキュウリ、クルミを加え、バジルを漬け込んだオリーブオイルをひと回しして仕上げる。

 スープの白とオイルやキュウリの緑色が涼やか。器も冷やして爽快感とともに味わう。二日酔いの時にもすっきりさせてくれそうだ。

 「ショプスカサラダ」はトマト、キュウリ、タマネギといった野菜に、ブルガリアから取り寄せた白いチーズ「シレネ」を削ってたっぷりかけた。ふんわりと積もった新雪のよう。意外なほどに塩気がしっかり効いたチーズで、野菜の甘みを引き立てる。

 ブルガリアでは、このサラダをたっぷり食べながら、蒸留酒「ラキア」を飲む。ブドウやプラムなど果物から造られるブランデーの一種。フルーティーだが、アルコール度数は40度を下らない。

 角切りした豚肉や鶏肉と、ピーマンやタマネギなどの野菜をワインで煮込んで土鍋に入れ、さらにオーブンで焼いて仕上げるトマトベースの「カヴァルマ」は、代表的な家庭料理。クミンやコリアンダーなどに加え、ブルガリアで「チューブリッツァ」と呼ばれるさわやかな香りのハーブが効いている。

 デザートには「バニツァ」。パイ生地にヨーグルトと牛乳、卵、チェリーを載せて焼き上げ、プリンのような風味が感じられる優しいお菓子だ。

 【ミニ情報】「タラトル」500円、「カヴァルマ」1600円など。果物や野菜のジュレをのせて、気軽に楽しめるブルガリアヨーグルト・バーも併設している。無休。TEL03・3571・0141。

ZAKZAK 2009/08/08

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