大阪高検検事を書類送検 速度違反、1カ月半出頭せず兵庫県警葺合署は12日までに、制限速度を約30キロ超過して車を運転したとして、道交法違反容疑で大阪高検の北英知検事(46)を書類送検した。 同署によると、容疑を認めている。任意の事情聴取のため署に出向くよう求めたが、1カ月半出頭しなかったという。 送検容疑は3月27日午後7時50分ごろ、神戸市中央区脇浜海岸通1丁目の制限速度40キロの市道を約70キロで走行した疑い。 同署によると、取り締まり中の署員に反則切符を交付され30日間の免許停止処分を受けたが、その後、講習を受けて1日の免許停止に短縮された。 北検事は4月1日付で神戸地検から大阪高検に異動した。 大阪高検の太田茂次席検事は「法秩序を守るべき検察官が速度違反をしたことは誠に遺憾で申し訳ない。出頭が遅れたことについても反省すべき点があった」としている。 【共同通信】
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