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2009年07月31日

BREAKERS Style

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JIBT初日
少し波が高い
儀式としてスタートラインに並んだBREAKERS61Night&Day
その後はスタート時間となると 下田港へ帰港
波があれば楽しくないから港へ帰る
この余裕が大人のスタイル

こんなスタイルを実践するのもBREAKERSのスタイルに合っていると思う
なんせ音のな趣味ですから
がつがつ釣るだけじゃないんだよね トーナメントは
楽しまなくちゃ  それぞれの基準が大切
みんなに流されて動いているうちは まだまだだよね

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そして2日目
そうなんですさらりとT&R決めてきちゃうんですね
この感じがいいよね 
これぞBREAKERS Style Night&Day Style Goldenbay Style

こういう世界を作らなくちゃ 日本のカジキ釣りの世界も
薄っぺらい世界になっちゃうかもね
大人の楽しめる世界を作り出したいですね

投稿者 goldenbay : 23:48

JIBT係留地点

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いつもの下田ドック跡に
BERTRAM570 BREAKERS61&37が並んだ
並べてみられることも少ないので 楽しい
BERTRAMの堂々としたその姿も実に魅力的

そしてBREAKERS2兄弟もまた個性的

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ドック跡はご覧の通りゴミだらけ
言うまでもなく全艇海水フィルターの掃除が必要になった

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裏本部艇のアドミラルと優勝したフェニックスが並ぶ

投稿者 goldenbay : 23:05

JIBT&BERTRAM

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JIBTにはたしか19か、20艇ものBERTRAMが参加していた
これは国内大手のYamahaにあと1、2艇と肉薄する艇数だ
Yamahaと比較するとBERTRAMは大型艇が多い
BERTRAMはどんどん増加傾向にある
その理由は? そろそろ浸透してきているでしょうが
「乗ればわかる」

投稿者 goldenbay : 00:50

ハルの魅力

JIBT数日前
Night&Dayを見に桟橋へ行くと
ヘーゼルナッツのハルが海面反射でキラキラ光っていた
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メタリックのペイント以外ではありえない光り方
JIBTですれ違うたびに異なる表情を見せていたのが
印象的だ 
曇った空の場合の鈍く光るハルや
海面の反射でシャンパンゴールドに見えるハルなど
見え方にも差があり飽きることがない
何色?と質問されても適切な表現方法がない
そんなところもBREAKERSでしょ?
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投稿者 goldenbay : 00:44

2009年07月30日

進水式BREAKERS61

JIBT前の話ではあるが
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JIBTの前に水おろし前の儀式として
進水式を行った
TeamHongoのメンバーや造船所のメンバー
そして現場に居合わせた協力業者のカナイズミ
とAZULAも参加してくれた
神主さんもこの船をとても気に入ってくれた様子

感無量ですね
建造に携わったメンバーもその他の仕事をフォロー
してくれたメンバーもよく頑張ってくれました

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投稿者 goldenbay : 10:48

2009年07月29日

躁船の喜び

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BREAKERS効果の大きな部分の一つに
躁船する楽しさもある
Volvo IPSシステムの効果があらわれる

61フィートのオーナーの本郷さんも
BREAKERSに乗り換えるまでほとんど
躁船をしなかった 躁船にたする興味を
失っていたのかもしれない

しかしBREAKERSは操船する喜びにあふれた船だ

JIBTにおいても 係留場所の下田ドック跡は入口もせまく
そのうえ内部には大型艇が多く躁船が難しく緊張する
しかしBREAKERS61を操船する本郷さんは
周りと話をしながら余裕の躁船だ
まったく心配のない離着岸がこんなに楽しいものかを
実感した様子


そして驚きはカジキとのファイト
今回がデビュー戦となるBREAKERS61ナイトアンドデイ
そのデビュートナーメントでカジキのT&Rに成功
離着岸よりもはるかに、難しいファイト時の躁船も本郷さんがしたそうだ
カジキとのファイトも操船して楽しめるBREAKERSの楽しさは
奥が深い 最初のトーナメントでその魅力の一端を味わってもらった
これからが夏本番 島へのクルーズなど楽しさは尽きない

投稿者 goldenbay : 01:12

BREAKERSの夢

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JIBTで並ぶBREAKERS

数年前にはなかった光景

すべてが想像 イメージすることから始まる
イメージを具現化するのは地味な作業
続けられるかどうか 具現化できるかどうかは
情熱がすべて 情熱の結晶がBREAKERS

野澤らしい船 なるほどねあいつらしいね
と言われる船を造りたい

JIBTでの姿にこの数年間の苦労も報われた感じがした
よき理解者と協力者に感謝です

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投稿者 goldenbay : 01:04

2009年07月27日

JIBT終了

大会は大きな事故もなく終了した
優勝は実力者3度目の優勝となるフェニックスが獲得した

ことしは30ポンドが優勝を決めると思われたが
初日50ポンドで2本をT&Rしたフェニックスの逃げ切りとなった

これだけの大会が開催されているのも、安全に運営されているのも
すべてはボランティアの実行委員会、地元漁業者、サポート委員会
スポンサー各社のご協力と愛情で成立しています

JIBTというトーナメントは日本における一つのスタンダードとなっている
このトーナメントを理想として日本全国に地域と一体となった大会が
広がっていると思う

フェニックスの優勝という誰もが納得できる結果とともに
JIBTはますます重厚な歴史を刻んでゆくだろう

投稿者 goldenbay : 23:52

2009年07月23日

いよいよJIBTです

海況がいろんな意味で心配されたが
大会は開催される
カジキがある程度釣れることを祈る
あまり釣れるとこれはこれであまり楽しくないものだ

カジキ釣り あまり釣れないから釣りたいし釣れると楽しい

JIBTは各艇のマリーナを出港してから帰港するまでが
JIBTです 釣れても釣れなくてもよいけど
参加艇のご安航をお祈りしています

2日以上後進のなかった理由は
BREAKERSの進水の追い込み作業で
会社に泊まり込みでやっていたから
久しぶりに48時間起きてたりと
しんどい3日間でした
AZULAも頑張ってくれて
なんとかかっこついたけどまだやりたいことと
やらなければいけないこともある
すべて納得いくまでにはあと1ヶ月くらいは
かかるかな それともすきだから永遠に続くのかもね

JIBTへは車でゆきます
船乗る気分じゃないので
JIBTもGOLDENBAYは中村キャプテンが
そうせんして参加します
私も2日間くらいは乗りたいなと思っています

投稿者 goldenbay : 09:50

2009年07月20日

細かいところまで鑑賞に耐えうる船って・・

あまりないと思いません?
車ならその大きさからいって作り込むという
表現が適切かもしれない
建物のように大きな船を造り込むというのは
よほどの船バカじゃないとやらないし
コストも見合わないと思う
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タコメーターですが 独立した3連メーターとして
ステッチ入りの革張り&シルバーカーボン
そしてポイントはビスを隠すBマーク
Bマーク自体も手の凝った造作です

それをやっちゃう船バカが私野澤隆之です
これはちょっと考えられない世界を展開している
私は世界の名艇をおそらく日本でも一番見ている
方だと思うがこれほど細部まで造り込んでいる船を
私は知らない 
それくらいこだわりの船造りをしているのだ
だから少し命を削っていると実感している今日この頃です
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コンソールに鎮座するのは21インチモニター!
これに映し出すのはNavnet3D今一番の
快適安全装備でしょう しかし21インチはでかい
他の船のモニターを見るのがつらくなる
このでかいモニターをデザインで取り込むのは
意外に難しいものです どうでしょういいかんじでしょ?
ほかのSFの文法は無視です 

投稿者 goldenbay : 02:38

響きあうもの

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BREAKERS&Garlington&BERTRAM
いま造船所に揃ったこの3艇
ガーリントンは一番好きなブランドの一つ
そしてバートラムは一番好きなプロダクション艇
どちらもBREAKERSに大きな影響を与えた船だ

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こうして見ているとどれも個性的
こうして見られる環境がBREAKERSを生み出すのだ
向かい波最強とうたわれるGarlington61 ライトウエイト&ソフトライド
でほかの船を寄せ付けない 
伝説のDeepV 日本でいちばん人気のあるスポーツフィッシャーマン
そしてこの51はコモンレールMNA1360を搭載した40ノットオーバーの
怪物だ 
こんな船たちを毎日並べてみられる環境
これが7年をかけて造りだしてきた環境というものかもしれない
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そしてBREAKERS61 この船がどんな影響を人々に与えるのかは
まったくわからない 船なんてものは人よりいいものを作れると思うから
造るもの そうでなければGarlingtonやBERTRAMを買った方が良いに
決まっている
自己満足の世界なのだ そして造りだしたものが響く人間が何人かい
れば幸せだと思う
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投稿者 goldenbay : 01:57

八百屋みたいなもんですから

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AZULAのなっちゃんに
「夫婦で仕事してて仲良くていいね」
というと八百屋みたいなもんだからという返事
確かに八百屋やそば屋なんかは家族経営が多い
同じものが好きで 一緒に仕事ができるのは
とても幸せだろうね

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BREAKERSの内装は要求が高いから苦労も多いけど
これをやっていれば 他の内装は簡単に感じるだろう
日々の積み重ねが「腕」をつくってゆく
前進しないとついてこれないから おのずと腕は上がる

船関係の仕事は苦労が多い
でも苦労が多いのは腕が悪いからという場合が多い
安田造船所もまだまだ苦労が多い
まだまだうちだけでは仕事が成立しない
どうしても気に入らないことがまだたくさんある

気に入らないこととは 何で普通のシステムや
情報や部品供給ができないのだろう みたいな
日本特有のマリン業界の脆弱な体質かな
仕事量が十分でないと 利権的な動きが
多くなるのも事実であり 理解はできるが
苦労するのは直接お客様とやり取りする
安田のような会社なんです
弱い会社が日本の情報元や輸入元などになると
これはいけない結果になるんです

こういったことを一つづつ解決しなければいけないなんて
なんて面倒な業界なんでしょう
十分な情報量や安心して任せられる業者が多い
アメリカやヨーロッパのマリン業界に
少しでも追いつくことが ボートオーナーにとって
快適なマリンライフ実現の近道のない最短ルート
だろう そのためにも安田は腕を上げなくてはいけない

話はそれたが
AZULAは今回の仕事でとても良いチームを形成しつつある
のではないかな 良い塗装 家具職人など
内装をやってゆく上でどうしても必要なチームをこの仕事を通じて
得ているのではと 客観視している

苦労の多い業界だけど がんばってほしいものだ
苦労はいろんな意味の腕が上がれば少なくなるという
事を理解すれば 近道を通らず 自分たちの必要な力を
少しづつつけてゆくという 地味な努力を続けることができる

投稿者 goldenbay : 00:48

2009年07月18日

最近このマークを造船所でよく見かける

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英国のスポーツカーブランド
アストンマーチンのロゴだ
一種独特のオーラとストーリー性を持った
このブランドのこのマークは強い
今日は建造中の船も見学した

投稿者 goldenbay : 01:45

メーターコンソールカバー

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これは船ではあり得ない本革張りだ
車などで見られる手法で貼ってゆく
AZULAの技術はここにきて伸びてきている
本革は経験がないとなかなか扱いにくい素材だ
これをだんだん習得している

やはり手間をかければかけただけの事はある
エクステリアに使用するにはリスキーな素材だが
質感的にはビニールレザーじゃだめ
本革じゃないとね
操船者の目に常に飛び込むこういった造作は
手を抜けない ステッチの入れ方から
張り方までことごとく文句を言う私の要求に
答えてくれている
これは出来そうでなかなかできないことだ

投稿者 goldenbay : 01:23

チークハンドレール

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BREAKERSのスタイリングは他にはないレイアウトなので
デッキサイドを歩く時に まったく掴むところがない
だからこのチークのダブルハンドレールを作成した
機能とデザインの融合の一例だ

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もちろんライボビッチには敬意を表して
チークとチークの間にはBREAKERS37Wのハルカラー
ムーンダストで塗った柱を立てた
そして左右と前面にはその間に小さなBREAKERSロゴを
挟んだ感じにした
目立たないが 気が付きたときにはハッとする

そしてこれは修理屋が造った船である特徴の
メンテナンスしやすさを考慮したダブルハンドレールなんだ

この上に付く丸いBマークを取り外すとタッピングビスが現れる
それを外せばばらばらに外せるのでメンテナンスのクリアウレタン
塗りが楽に行える このあたりも言わなきゃわかんないところだ

投稿者 goldenbay : 01:13

2009年07月17日

夜の姿

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夜 明かりの中に浮かび上がるBREAKERS61
のすがたは 周辺のものが見えなくなり
フォルムが際立つ シンプルな姿をながめていると
一つ一つのラインが上手くつながっていることが
確認できるのだ

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長い時間見ている
さまざまなことを考える
船を造るということを一つ一つ思い起こす
手法の検証 素材の検証
さまざまなことを思い描きBREAKERSは
次につながってゆくのだろう
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投稿者 goldenbay : 08:44

通勤途中の運河で!

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うちの(東京ベイサポート)のクレーン台船が
消防庁の船に取り囲まれている!
なんだなんだ・・・
会社に行って大沢社長に聞いてみたら
航空機事故が発生した場合の救助訓練に
チャーターされたとのこと

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ドキッとするんだよねこういうの
海の上では危険がいっぱい
何か事故でも起きたのでは?と考えてしまった
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聞けば ハドソン川?かどこかで飛行機が落ちた事故で
無事全員救助されたニュースに記憶がある方もいると思うが
これを想定しての訓練の実施だったそうだ
こういった日ごろのたゆまぬ訓練が迅速な対応につながるのだろう
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投稿者 goldenbay : 02:56

新兵器

これは超高級ヘルムチェア
冗談ではなく国産中級車が買える値段だ

これはポンパネットが展開する高級ヘルムチェア
電動で上下 前後ができ 手動でリクライニング出来る

電動のストロークが大きく さまざまなシーンに適応
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車のようなポジションもとれてとても楽
出来そうでできないポジションなんです
椅子に座ればほとんどステアリングに手が届かず
また視界も悪い そんなストレスもまったくない
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シート地もビニールレザーではなく 布地を選択
指定の布地で張りました
あえて布地でやるのは ラグジュアリー&リラックスの実現のため

投稿者 goldenbay : 02:48

船名ロゴ

船首のハルにスギサックが描いた
船名は今までで一番良いかもしれない
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文字数が多いので2行にして
なおかつシックな印象で見せたかったので
色数を落として書いてもらった
デザインとしてのまとまり最高でしょ?

投稿者 goldenbay : 02:45

BREAKERS TOWER

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タワーが付くとフィッシングマシーンといった感じになる

低い(と言っても高いが)マーリンタワー仕様だ
そのうち書くが設計としてはツナタワーよりも低い
マーリンタワーのほうがシビアだ

カナイズミの採寸も終わりJIBTもエンクロは間に合いそうだ

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投稿者 goldenbay : 02:40

不思議な走行感覚

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音が静か すべてがスムーズ
ふわふわとした空中浮遊感ともいえる走り
なんか今まで乗った船とは違う魅力を感じる

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投稿者 goldenbay : 02:37

社長の出来ること

JIBTを来週に控えここまで来ると
社長として出来ることは数少ない
建造中の船の掃除か 次の投資の資金調達か・・
くらいしかない 後は社員の情熱と結果を出そうという
気持ち次第だ  みんな梅雨明けの猛暑の中
奮闘している

投稿者 goldenbay : 02:34

2009年07月16日

理想形

BREAKERS61とBREAKERS37が並んで作業中
うちが販売した船が1年に何度か戻ってきて
こんな風景が見られることが実はうちの修理メンテナンス
部門の目指す理想形なのだろう
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投稿者 goldenbay : 03:45

ポップアップクリート

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フェンダー用に取り付けるクリートは
使用しない時には収納しておけるポップアップクリートがよい

でもそのままつけるのは面白くない
そこで野口氏登場となる
このクラフトマンシップを感じる造作は
BREAKERSのイメージを踏襲
横から見てもかっこいい

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クラシカルな中にも機能も織り込んでいる
フェンダーのロープによりチークが擦れるもの
防いでくれる 機能が伴わない
デザインは出来るだけ排除という方針にぶれはない

親子で取り付けるのは渡辺親子
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投稿者 goldenbay : 03:39

Tajima Magic

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BERTRAM570 Goldenbayのエンクロージャーを
新品に取り換えた  2シーズン使用したら取り換えたいものだ
クリアーな視界は快適だし 何より安全
船の価格を考えると エンクロージャー代は安いものでしょう
たまにその辺の感覚が狂う場合がある

船が故障した場合などもそういうことが起こる
何かの修理で200万円かかるとする
しかしもともとの新艇の価格を考えるとたとえば2億円
した船だとすると たった1%の修理代であることも多い
そういう船の乗っていることの自覚は常に持つようにしている
そして古くなり船の価値が落ちると逆行して修理代やメンテナンス代は
かかってくるからややこしい 修理代は元の船の価値に応じて
かかってくるものなのだ  

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話はそれたが
毎年毎年大変お世話になるカナイズミの田嶋君
私の中ではカナイズミ=田嶋君なのだ
お世話になっているにもかかわらず社長にもお会いしたことがなく
失礼しちゃっています

今エンクロージャーの仕事が立て込んでいて
非常に厳しいスケジュールを無理やりお願いしている感じです
昨年もゴールデンベイはお客様の船優先で張り替えができなかった
今年はなんとかできてほっとしている
今年も十分なメンテナンスができ 完璧絶好調
年に数回のトーナメントにしか出ないのでアワーメーターも確か
800時間前後です 出港回数は少ないがエンジンはちょくちょく回し
ているので全く新しいままのよう

そしてエンクロージャーの出来は・・・
今回もイメージ通りの出来上がり

非常に開放感があり すっきりクリアー
エンクロも張り方や素材により全然イメージが変わってしまう
このあたりのセンスも大切なんです

安心して仕事を任せられる数少ない外注先です

投稿者 goldenbay : 03:24

通勤途中

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色々な道を模索する予定
今日通った道
大井競馬場に面する運河には水上バスの
桟橋がある 水上交通はあまり知られていない
この水上バスが定期運行されているのかも知らない

水辺の多い東京都を運河や海から眺める機会も
少ないのではないでしょうか
我々は船に乗るので当たり前のような
景色だがいがいに見たことのない方が多いと思う

もっと気軽に海や運河で船ののれる場所を
増やしたいものです ライフワークかな

投稿者 goldenbay : 03:19

2009年07月14日

見えなかったものが

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自転車で走ると今まで見えなかったものが見える
城南大橋の上からみた朝の出港風景
運河の奥からたくさんの人を乗せた遊漁船が
3艇でてきた

普段なら何でもないこんな景色も
自転車だと立ち止まり見ることができる
東京の水辺の近くに住み水辺で仕事をする

自転車での通勤は楽しいかも

投稿者 goldenbay : 22:47

眩しい!

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梅雨明けです
今日も真夏日です
梅雨明け早かったですね
いつもは下田の大会が梅雨が明けるか明けないかで
ハラハラしていたもんです
造船所の作業はちょっとつらい季節なんです

暑さで集中力も途切れがち
けがのないように注意が必要です

下田を前に最後の追い込みです

投稿者 goldenbay : 22:39

2009年07月13日

いよいよ自転車

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今日の帰宅から自転車通勤にした
だけど天気によるけどね
帰りは混んでいないのでちょうど30分くらい
ちょうど良い運動だろう ちょっと短い感じかな
ジムの自転車こぎ(こんな呼び方?)で足を鍛えていたので
全然疲れなかったのは日ごろの鍛錬のおかげ

投稿者 goldenbay : 23:50

毎度毎度の美しい夕日

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定期メンテナンスのアジム55LaniⅡと
検査中のBERTRAM510Lebante
美しい夕焼けの浮かぶ船たち

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一日の終わりを告げるのが夕日だが
安田造船所は眠りません
夜中の作業のために夕方出勤したのは
エンジン電気部門の鈴木 
夜中には塗装部も出勤
なかなか電気が消えることはありません
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けがや事故のないことだけを祈っている

投稿者 goldenbay : 23:28

クリート

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BREAKERS61のクリートに
スギサックが色を入れた
シルバーにムーンダストを入れる
何とも言えない良いコンビネーションだ
色を入れなくても十分かっこいいが
そこはもう一ひねりってやつ

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投稿者 goldenbay : 23:23

アトランティックカーズ

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麻布台のロシア大使館のすぐ近くにあるのが
今日の日本におけるアストンマーチンを育てたと言ってもよい
アトランティックカーズのショールームだ
今日はいろいろな打ち合わせを兼ねたLunchミーティング
みたいなもの
ショールームには
白いバンテージV8ロードスター
コンパクトで魅力的なロードスターだ
本気で走ればほんとに早く走れる車だが
エレガントに乗ることもできる 両面を持って車だ
走ればそのエキゾーストノートに聞き惚れる

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アトランティックのショールムでこんなサンブルを見ながら
自分仕様の新車のアストンをオーダーする買い方は
とてもぜいたくで幸せな買い物だろう
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アストンマーチンを選ぶということ
車好きでないとなかなかここまではたどりつかない
普通はベンツやBMW AUDI ポルシェあたりだろう
そして新しいフェラーリやランボのミッドシップカーから降りてくる
自分の姿になにか少し恥ずかしいような感覚を持つ方々が多い
ように感じる

大人の車趣味を満足させる数少ないブランドの一つだろう

でもねアストンのほんとの魅力はその走りの楽しさなんだよね
ルマンやニュルなどの耐久系のレースを見ればいかに優れた
スポーツカー・レーシングカーであるかが理解できるだろう
機能もスタイリングもすぐれた車は男心も女心も虜にする
車は家電ではないもっと情緒的な情熱を傾けるに足りる
不思議な存在なのだ


投稿者 goldenbay : 23:01

METAL Work

トランサムコーナーホールのBマーク
ハルサイドとトランサムではそのベース色が違うんです
芸が細かいでしょ?
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それぞれの面でより良いコーディネートとになるように
色を選んでます

投稿者 goldenbay : 01:44

トランサム

スギサックの仕事が終わり
これからはクリアーでどれくらい仕上げられるかが勝負だ

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今回のキャラはこれ なかなかいい感じ


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61-01BREAKERS61のハルナンバー1ということ

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いま造船所にいるBREAKERS37 Selfish
さすがにセルフィッシュの仕上がりは完璧
ここまで行く予定です

投稿者 goldenbay : 01:30

電気部門とエンジン部門の融合

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これは少し前からのテーマだったが
期せずして 今回のBREAKERSで実現しつつある
船における電気とエンジン部門は切り離せない
どちらだけでも弱すぎるのです
休みの日や夜中など 効率を考えて結果への
最短を目指す 仕事としては当たり前のことだが
実はできていない人も多い
両部門の融合の良いきっかけになればと思う

それにしても61フィートともなると
恐ろしく配線が多い
これがどこにつながりどのうようになるのか
これは電気部門しか理解できない
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投稿者 goldenbay : 01:24

じっと考える時間

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金物担当の野口氏がバウデッキでじっと考えている
こうして船で考える時間はとても大事なんです

現物を前に考える時間は長ければ長いほど
良いものに近づけるものなのです
長い時間考えた上での仕事は
たとえ失敗したとしても 次につながるもの

良い仕事をする人間の特徴ですね

投稿者 goldenbay : 00:54

2009年07月11日

アウトリガーが取り付けられた

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いよいよ艤装も最終段階に入ってきた
タワー作業も終わり
フィッシング艤装が進む
塗装も船底とブーツラインを残して
大体終わりが見えてきた

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今日もきちんとトレーニングしました
最近はゴルフもせず 足が弱ってきているので
特に足をいじめている 呼吸器系も弱っているので
自転車こぎは有効だ 消費カロリーを見ていると
7キロから10キロ程度の走行ではいくらも消費しない
やはり食事制限と甘い飲物などの制限は有効だ

投稿者 goldenbay : 23:52

タワーのクラック

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ハーフタワー・マーリンタワー・ツナタワー
どんなタワーでもある程度の時間使用すると
何らかのダメージを受けているものだ

今日も何艇かタワーのチェックをしたが
見事にクラックが入っていた船もあった
一流タワー屋でもこれだから タワーは難しい

固め過ぎたら 他に無理が来るし
ある程度のたわみも必要だし
このあたりのころ合いが難しいのです

皆さんもじっくり自分のタワーを見て回ってください
一か所でもクラックが入ったり 割れたりすると
すべてに影響がありますよ
早めのメンテナンスをしてください
配線が入っていたりすると全部抜かなければならないので
結構大変な作業になります

何度も書いていますがタワーの付いている船は
付いていない船よりも 大切に乗らないとひとたまりもありません

15メートル吹いている海であれば私は1時間でタワーに
決定的なダメージを与えることができます
高速化が進むスポーツフィッシャーマンの世界
スピードが伸びると 数倍のストレスがタワーにかかります

ドーン とか バーンとかいう乗り方はタワー付きの船には
絶対だめですよ 波があっても走れてしまう
波に強い船ほどタワーは深刻です

投稿者 goldenbay : 23:43

土曜日

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昨日はルシエルで映像関係の方と打ち合わせをして
遅くなったので ゆっくり起きて
短い散歩で行ける眺めの良い中華で
お昼を食べた 高輪周辺はおいしい中華がある
今日行ったのはグランドプリンス高輪の古稀殿
他にホテルパシフィック東京の楼蘭
はおいしいと思う 

投稿者 goldenbay : 23:37

-7Kg

ようやく7キロ減った
ようやくいいペースで減ってゆくペースに
移行したようだ 
7キロのダンベルを持ちあげて見る
これが脂肪だとすると・・・
痩せてみて思うのはずいぶん無駄に重い重量ハンデを
負っていたのだなということ
燃費も悪くなるはずだよな
基礎代謝量も体重が減ることにより減少している
筋肉を増やして基礎代謝を上げることも必要
今日もYASUDAジムで運動をしよう
ある時期から明らかに食事量を減らすことは
苦痛ではなく適正と思えるようになった

BREAKERSだけではなく人間も軽量化の
メリットはたくさんあるはず
船造りも体づくりもやってみなければわからないことも
たくさんあると思う
両方ともまだまだ突き詰めてゆこうと思っている

投稿者 goldenbay : 12:35

何人いるの?

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最後の追い込みでBREAKERSにはたくさんの人間が
同時に作業をしている
数えてみると内外装合わせて15人が一斉に入っていた
さすがにこれは進みます
緻密なスケジュール調整の中完成に向けて着々と
進めています

この船の建造にかかわり安田造船所はたくさんのことを
学ばせてもらっている 腕も経験も上がっている
やはり修理と船造りは決定的に違う
船造りと言っても さまざまな形がある
BREAKRSは世界的な名艇たちを目指して
建造している だからややこしいのだ
日本で一番の60フィートであれば苦労はないだろう
だが世界にはとんでもない歴史をもったブランドもある

正確な図面の必要性と建造スケジュールの管理書や仕様書等
普通の建造でそろえられいるものがないために
苦労と無駄を強いられた これは痛かった
日々勉強で自社の機能強化実施しか 前に進むことはできない

でも日々考えることは
もの造りの磁力
 もの造りをすると色々な力が引き寄せられるように集まる
 修理ヤードではありえない現象がBREAKERSの現場にはある
 もの造りに魅力を強く感じている人が予想以上に多い

投稿者 goldenbay : 02:51

2009年07月10日

やはりスゴ腕だった

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こちらはチームAZULAの家具塗装部門の作品
私の非常にめんどうな風合いの色をここまで
美しく表現してくれるとは
このウッドを見るだけで 惚れぼれする
人はどうだかわからないが私は最高の色が出せていると
思っている こんな家具に囲まれて暮らしたら
毎日どんなに良い気分で暮らせるのだろう
早くハロゲン球の照明の中で見てみたい
これにあのソファーが来てあの床材が来たら・・・
アルマーニのメガに引けを取らないセンスでしょう?

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投稿者 goldenbay : 04:10

トランサムアート

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こちらもほぼ完成のトランサムアート
スギサックの技が冴える
まさに芸術の域でしょう

この写真はラウンドしたトランサムと
ヘーゼルナッツのハルとサイドハッチと
エンブレムとコーナーホール
BREAKERSの象徴的な部分も映し出している
日を浴びたヘーゼルナッツは表現しようのない色を出す

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大胆な絵柄から 米粒にもかけるような繊細な筆遣いまで
スギサックの技は驚きと興奮に満ちている

投稿者 goldenbay : 04:04

タワーほぼ完成

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検査を受けてから新たに作成し始めたBREAKERS TOWER
がほぼ完成です
BREAKERS37やGARLINGTON44と同じ高めの
マーリンタワーです

日本にはタワーメーカーがありません
仕方なく自分でなりました
タワーは難しい 試行錯誤を繰り返し最高のタワー屋を
目指します


タワーが付くと とても戦闘的な姿になります
アンテナ類も取り付けられてどんどん作業は進みます
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投稿者 goldenbay : 03:57

BREAKERSの食器

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AZULAオーダーのスペシャル食器が到着
すべてBREAKERSのロゴが入る
真っ白な食器にワインレッドのロゴ
シンプルだが存在感があり清潔感もある
こうしたところにも気を使い
オーナーの心をくすぐるアイテムはとても大切
こうしたところを無視せず一つ一つ積み重ねて
ブランドは形成されてゆくのだろう

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たくさんの種類のプレートからシャンパングラス ワイングラスまで
たくさん用意しました 
船の上で割れ物?とおっしゃる方もいます
私は船の上でのパーティーでもできるだけこうしたものを
使いたいほうなのです 紙皿が出てきたらテンション下がりりません?

割れたら? たくさんスペアはあります
ボートにはそれぞれのスタイルがあって良いと思います
アクリルの優秀なグラス類も良いでしょう
BREAKERSは出来るだけこうした食器にもこだわりたいのです
そして収納方法にも

投稿者 goldenbay : 03:48

新戦力

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今日の時点で4名の新戦力が加入した
若手からベテランまで様々な人材が入っている


まだまだ人材は必要だ
毎日毎日たくさんの応募の履歴書を見ながら
今の時代を読みとる
優秀な人材も多く 働く場所の少なさも感じる
最低の求人率だそうで しばらく世の不況は
続くのだろう 新規人材を抱え
気持ちが引き締まるのは経営者だけだろう

現場にも競争が生まれ緊張感も増す
正常な状態だろうと思う
今造船所にはやる気のある前向きな風が吹いている

投稿者 goldenbay : 03:41

DELTA ーT

これはもうスタンダードになった感じのある
高性能吸気システム DELTA Tシステム
水をかけても ミストも侵入しないすぐれもの
単純な機構ではあるが その性能には定評があり
さまざまなメーカーが純正採用している
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潮によるエンジンルームの塩害対策には最高だろう

取扱い輸入元はサムテックです

このデルタTの背面には強制換気のための電動ファンも取り付けています
トローリング中なども十分にエンジンルームの温度を下げます
タワーの足と重なったため 後ろからの取り付けとなり
少し手間をかけました 

投稿者 goldenbay : 03:34

2009年07月09日

Satsuki Live in Ginza

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さつきさんがLiveをおこないました
恒例のシグナスです
梅雨時ですが 雨も上がり 
造船所から見える きれいな夕焼け
しばし見とれます

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銀座に行き Liveを見ました
BREAKERS DVDで作曲と演奏をしていただいた
岩谷さんの誕生日前日祝いでもありました
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さつきさんの歌声はまた今日も集まった人たちを
温かな気持ちにしてくれました

投稿者 goldenbay : 00:29

エンジンハッチの開閉機構

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エンジンの大きなメンテナンスを行う場合
このデッキを持ち上げるのは大変
だから油圧式で開閉を行う予定

しかしデッキを見るとハッチとデッキの隙間のない
美しい仕上がり これを開閉のために 隙間や溝を作れば
簡単に開閉できる がしかしそこはBREAKERS
手を抜きません 非常に複雑な開閉機構を専用設計し
特殊ヒンジと油圧シリンダー部分を作成
これもメタル担当野口氏の製作

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これで一度水平に上にあがり そして開くという
複雑な動きを実現

この動きも後日動画でUP予定です

投稿者 goldenbay : 00:23

ダブルハンドレール

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サイドデッキからバウに行くときに
BREAKERSシリーズは屋根が高く
手すり代わりになるものがない
だからフェアリングを囲うように
ダブルハンドレール仕様となった
しかし名艇ライボビッチには敬意を払い
意匠デザインは当然ながらことなる

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修理屋の造る船なので 毎年のウッドメンテナンスを
考慮し 取り外し式のハンドレールにする
こうすることにより作業性は飛躍的に高まり
なおかつきれいに仕上がる
仕上がり写真公開まではもう少しお待ちを

投稿者 goldenbay : 00:16

2009年07月08日

金属フェチ?

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船造りをしている中でたびたび出てくる
ハードウエアの話
BREAKERSではとにかくハードウエアに
こだわっています オリジナルデザインの
ものを出来るだけ作成しています

市販のクリートも買ってはいますが
今考えられる究極を表現しているデザインの
塊のBREAKERSに取り付けた時の
残念な感じ これじゃせっかく努力したのに
他といっしょだよね みたいな感覚にさいなまれた

だからAZULAの山元氏の友人の野口氏を
紹介してもらいハードウエアの制作を進めている

彼の能力は図面化能力と豊富な素材知識
そして制作能力
今ワンオフで何か金属製品を作ろうと思っている方は
ご相談ください きっと良い答えが出せると思いますうよ

今回出来上がった真中にBマークの入った金属板は
デッキの排水ストレーナーなんです
せっかくチークで覆われたアフトデッキ周辺で
市販品の排水口を取り付けたくなくなり
作成 思ったよりもインパクトがあり
これも作って良かったと思えるものになりました
スポーツフィッシャーマンのデッキは
後進や荒れた海を走った時にデッキに打ち込む海水を
効率良く排水しないと時には危険な状態になります
BREAKERSではいずれの状況も海水の打ち込みは
あまり考えられませんが
あるメーカーではアフトデッキいっぱいの海水を受けると
沈みそうになったり実際に浮力を失い沈没した船もあります
だからあまり排水能力のない排水溝ではだめで
排水効率も計算されて面積を考えています
機能とデザインの融合です

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これはトランサムコーナーのロープホールの飾り用の
Bマークです 完成写真は後で公開します なかなかですよ

以前紹介したクリートと一緒の写真
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クリートを止めるためのネジなどもワンオフで制作です

投稿者 goldenbay : 01:21

BERTRAM570 Goldenbayエンクロの張り替え作業

めちゃくちゃ忙しいなか無理を言ってエンクロの新替えを
カナイズミにお願いしてやってもらうことに
ややこしい時期にごめんなさい といったところ
だいぶ前からやりたかったことなのですがのびのびでこの
時期になってしまいました
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カナイズミも安心して任せられる仕事人
エンクロへの細かいこだわりが
私の知識とこだわりを軽く凌駕してゆきます

仕事はこうでなくちゃね 言われたことをやるのは
当たり前 それ以上できなくちゃね
なるほどねとか そうなるんだとか言う部分がないと
仕事を出す気にも 任せる気にもなりません

こういったプロが業界に増えてゆけば
ボートオーナーも快適なマリンライフを送れ
そして我々も快適な仕事が組み立てられる
というものです いつもよく研究しています

常にひとつのカテゴリーのことを考えていれば
総合力ではかなわないけど その分野で
日本一になれる 
そのあたりにこの業界で生きてゆける
ポイントがあるのではないでしょうか?
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なにも付いていないBERTRAM570のフライブリッジ
これはかっこいい
これよりも取り付けてかっこよくなることが
究極のエンクロなんだろうね 

同様にいま日本ではやりのハードエンクロ
これもオープンブリッジよりもかっこよくなくちゃならない
と思っています 今までは全部だめでしょう?
デザインて難しいよね

BREAKERSもハードエンクロが究極だと思っています
だけどオープンブリッジよりもかっこよいデザインが
出来ないから 今は造りません
船なんだからかっこよくなくちゃね

目指すところはなかなか遠く 楽しい道のりです

投稿者 goldenbay : 01:10

Mahalo&Atalaxiaがやってきた

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両艇ともに風が強い中難なくやってきた

Mahaloはエンクロの視認性を確保するウインドウオッシャーを
装備するために短期滞在


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そしてAtalaxiaは定期メンテナンスのためにやってきた
ともに共通点は良くメンテナンス&クリーニングされて
オーナーの愛情を感じる状態になっているということ

Mahaloはほんの少し前にフロリダからやってきた以上の
仕上がりになっていてピカピカ
Atalaxiaはうちでフルレストアを施した状態を維持
ワックスまでかけてもらってピカピカの状態です
間違いなくストライカーとしては日本で一番状態が良いでしょう
この船を見ていると価値ある船に手をかけて長く乗という手法
はとてもいいもんだなあと思います

両艇ともに梅雨の間の一休みといったところでしょう

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投稿者 goldenbay : 01:01

2009年07月07日

夜遅くまで続く

61の作業は夜遅くまで続く
そしてトランサムではさすらいのピンストライパー
スギサックが黙々と作業を続ける
どんどん素晴らしくなるトランサムアート
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本郷さんのイメージで書体を決定した
BREAKERS61のコンセプトの一つに
ハルカラーのヘーゼルナッツを中心に
色を組み立てるということを決めている
だからこのレタリングも当然同系色を
中心に組み立てる
ゴールドもシャンパンに寄った色を選択
あえて大人の雰囲気を醸し出す
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投稿者 goldenbay : 00:27

作業は続く

厳しいスケジュールの中Breakers61の作業は続く
今日も段取りのために緊急会議を開催
エンジン部大村・鈴木 大工金城 塗装 尾添
設計 水留が参加
一日さえも無駄にしないような段取りを組み直し
作業を進める
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それぞれが自分の仕事の範囲を超えて作業をする
ここには助け合いが存在する
全社あげての作業この作業は今後メーカーとしての
道を進む上で大きな糧となるだろう

投稿者 goldenbay : 00:20

2009年07月06日

安田進のホールインワン

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先日会長のホールインワンの食事会を行いました
身内のみの楽しい会でした
ダイエットを忘れて食べてしまいました

その後3次会にMAHALO谷本さんと諏訪部さんと
Lecielで合流
谷本さんは初Lecielでした
ずいぶん遅くまでお付き合いいただきありがとうございました
2人の年を考えないT-Shirts素敵ですね
海にいる方々は年を取るのが圧倒的に遅い
それはいつまでも子供のような心を持っているからでしょう

こうして船をとおして知り合い友人になる
すばらしい他にはなかなかない世界です
食事会にも本郷さんやOS越智さんもいらっしゃって
こうした仲間が増えてゆくことは
船ならではの世界でしょう
「人生を豊かにする」これがBOLの世界の縮図かな

投稿者 goldenbay : 10:15

2009年07月05日

BOL大島大会

今いちの潮だったようで
釣果は振るわず Goldenbayもノーストライク
だったそうです

優勝はGekoさすがですね BOL東日本には
欠かせない重鎮ですね 今年もリーグ戦には強い!
マカジキでの優勝でした
2位はボナデア こちらもマカ 3位マギージョーという
順位だったようです
クロカジキの潮が入るのはいつだろう

投稿者 goldenbay : 23:16

BERTRAM510の艤装が進んでいます

P1090736.jpg
三河御津から来たスタッフが
艤装を進めています
5人で進めているので作業の進行は早い
どんどん進んでゆきます

高所での作業なので気が抜けない作業です

投稿者 goldenbay : 23:13

フィンスタビライザー

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今うちに来ている大型のベイライナーに取り付け
られているのはフィンタビライザー
大型艇で以前良く見られた装置です
船の横揺れを低減するために取り付けられています
走行中に調整して走行します
 

最近はあまり見ませんね 大型艇ではあるのかも
知れませんが・・・
最近日本にきた大型のほらイゾンには
ARGが取り付けられています
これからの主流はARGになるでしょうね
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投稿者 goldenbay : 23:03

Diet その後

ダイエットとやらを始めて40日がたった
酒を飲まないので食べ物は贅沢になる
贅沢になると あまりおいしくないものを
食べるのは苦痛になる
今日は何を食べようか と考える
しかしダイエットの効用と一番の結果は
食事が楽しみ 何を食べてもおいしく感じる
これはとても幸せなことではないかな

体重は40日で6.3キロ減少している
当初は30日で10キロは減らそうと考えていたが
これは無理がある 体にもよくない
このペースで栄養を取りながら
2ヶ月で10キロを目指そうかと思う
巷で言われるように 25日前後の時に
停滞期がある これはきっと体を守るための
自己防衛なのかもしれない
これを10日くらい耐えていると
再び落ち始める  人間の体は単純ではない
来週いくらいからは自転車通勤を半分くらい
やろうかなと思っている 梅雨なのできついが

運動 摂取エネルギーコントロール
必要な栄養バランス これがバランスして
きっとベスト体重になるのだろう
体重での判断はあまり意味はない
筋肉がつけば体重は増える
どこを目指すのか 自分で見て
醜くない体を目指すということなのでしょう

もう少し続けてみます

今日は大島の大会です
うちは中村キャプテンで出場している
釣れるかな もう少しでストップの時間です

私は船造りで精神的に参っているので
全然釣りに行きたい気分でもなく
健康コントロールを必死で行っているのがやっと

次の下田までは海に出ない予定

投稿者 goldenbay : 11:30

2009年07月04日

スギサック登場

BREAKERS61への魂の注入作業
トランサムアートの始まりである
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一切の妥協を排した船の最終作業といっても良い
作業だ  独特のゆったりした時間と空気をもつ
彼が登場すると 造船所の空気にも変化を起こ
すような気がする

安心して任せられる数少ないアーチスト
BREAKERS(野澤)の世界観も理解し
スギサック独自のアレンジで表現してくれる
しばらく見ていて楽しい作業が続く
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投稿者 goldenbay : 23:41

カラーマジック

船の印象は色によって相当変化をする
どんな色でも似合うわけではない
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船の色を強く意識し始めたきっかけは
うちでレストアしていたStriker50 アタラクシアの
オーナーのシートなどの色使いを見ていた時だ
数年の既成概念を壊すには十分なカラーインパクトを
見たような気がした

船に色を持ち込むことはそれからよく考えるようになった

どんな色でも似合うわけではない
BREAKERSらしさとは?
頭を悩ませながら 椅子に座り長い時間
BREAKERSの造形を見ながら色との格闘をする

色が織りなすBREAKERSの世界観が
どのようになるのか あと数日で決まる

投稿者 goldenbay : 23:33

改めて見ると 

P1090705.jpg
1年点検で帰郷しているBREAKERS37の
造形を改めてみると
実に変化にとんだ形をしていることを再確認

すべてが複雑に絡み合うラインと面が結びつき
何とも言えない複雑できれいで見ていて飽きない
フォルムとなっている

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これだけ大きいもののフォルムとラインを
破たんなくまとめあげてことは大きな自信となり
次のBREAKERS61へとつながっていった
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投稿者 goldenbay : 23:21

2009年07月02日

アストンマーチン シグネット

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アストンマーチンがトヨタからIQを購入し
アストンブランドにふさわしいデザインに造りなおし
アストンマーチンの顧客向けにエコカーとして
販売する計画を発表した

そうなんだよねこういうファーストカーがほしいんだよね
プリウスとかのエコカーはなんか乗りたくないしね
IQのように実用的でクオリティの高い車がアストンにより
どんな車になるのだろう この発想はなかなか面白い
注目していこう

投稿者 goldenbay : 23:45

梅雨の時期は効率悪し

作業が多いにもかかわらず
降り続ける雨 
効率が悪くて仕方がない
でもそんなこと言ってられないほど造船所は
たくさんの方々がやってきて そして作業はどんどん進行する
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夕闇に浮かぶ新艇BERTRAM510

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BREAKERS37 のカバーを作成した
カナイズミの早く正確な仕事はいつ見ても美しい
これで運転席周りは汚れない

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Navnet3Dなどの航海機器の取り付けも急ピッチで
進んでいる

下田に間に合うかどうかという厳しいスケジュールで
船造りの楽しさを超えた苦しさを味わっているが
下田に浮かぶ姿を夢見てみんな体力気力の限界まで
働いている 夜中までは当たり前だ

最近バイトと社員の募集を行っている
毎日たくさんの希望者がやってくる
3日で25名くらい来ただろうか
船の世界に興味を持つ人は多いようだ

投稿者 goldenbay : 23:13

威風堂々

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ハトラスの63CMY このトラディショナルなアメリカンサロン
クルーザーはYBMの一番目立つ所に威風堂々と鎮座する
このところの大型化でもっと大きな船は増えたが
このトラディショナルなスタイルは異彩を放つ
実に堂々として歴史やボーティングスタイルをも醸し出している
イタリアのスタイリッシュな船も当然良いけど
アメリカントラッドクルーザーもなかなかいい味出してますよ

今回はロングクルーズ前の点検メンテナンスで安田に来ていた
本日帰港した 数年前にGMからKOMATSUにエンジンを換装した
とても価値ある一艇だ 足も速いしね
エンジンの苦労は今後もしばらくないだろう
こういった船を長く乗るスタイルもありかなと思わせる

当初はフィンスタビライザーが装備されていた
フィンスタビライザーは上架の時にベルトが引っ掛かり
手間がかかるので以前取ってしまったようだ
フィンスタビライザーは走りだすと効果が現れる横揺れ低減装置だ
静止時や低速時の効果はあまりない

この船に一番良いのはもちろんARGだ
この船がローリングしなかったらどうだろう
クルージング時はもとよりPARTYやアンカリング時も
快適だろうなーと考えてしまう
大型のサロンクルーザーでゲストの船酔いなどに悩まされている方も
ARG装備を検討されてはいかがでしょう
ほんとに効くの?という疑問はもっともです
それくらい消せそうもないくらい横揺れってみんなの悩みなのです

体験してみたらどうでしょう すぐに心が動くはず
ARGの効果はリピーターゲストの増加がきっと示してくれるはずですよ

こういった色褪せない船を選ぶということも
素敵なボーティングライフだなと思える

投稿者 goldenbay : 00:56

アンチローリングジャイロの取材

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PerfrctBoatの取材日だった
総販売元の木坂製作所&ハウンツ&安田造船所
3社ともARGに思い入れをもった会社だ
ARGの魅力を少しでも分かってほしいということで
今回の取材となった

BERTRAM社が作成したARGのPRビデオと
同じことができるのはうちとハウンツくらいでしょう

しかしこの2艇が並ぶと壮観です
なかなかよい感じ
いつもBERTRAMは多いのですが
ベストバランスと言われるこの570はやはり魅力的ですね
今日は他にもBERTRAM510とフロリダから来たばかりの
BERTRAM510レバンテ1360コモンレールMAN
名艇BERTRAM54などたくさんあります
BERTRAM乗ってみたい人は安田に来ればなんか乗れますよ

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造船所前の水面は波がなかったので
トマホークが波おこしのために走り回り
波を造って画像取り 確かな違いが見て取れた

ARG搭載でなくてもローリング性能には定評のある
570ですが より強靭な足回りといった感じで
実にどっしりしていて ディープVのネガティブな
部分を完全に払拭している
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今年日本の海では
BERTRAM570フォワード 
BERTRAM510トゥルーブルー
BREAKERS61 ナイトアンドデイ
BREAKERS37  SELFISH 
この4艇がARG搭載艇として各地のトーナメントで
活躍する予定

エンジンアワーの実に80%を占めるスローでの快適性は
一日乗ればその違いの大きさを体で感じるはず
一日の疲れが断然違います

横波で並んでトローリングすればすぐに違いがわかります
そしてファイト時にはより顕著に表れます
興味しんしんであまり近寄らないでくださいね

ハウンツはアルベマーレの410エクスプレスの新艇が来たばかりで
これからもう一艇アルベの410コンバーチブルも入ってくるという
非常に忙しい中での取材でした
鈴木オーナー 吉原君お疲れ様でした

アルベマーレもバートラムもブレイカーズも元気です
シーズン終わりにはARG試乗&PARTYをやりましょう!
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投稿者 goldenbay : 00:23

2009年07月01日

VOLVO IPS 

武井がVOLVO社訪問の為にスゥエーデンに行っている
毎日タイトなスケジュールの出張だが
VOLVO IPS&Ⅱのためにも大事な出張となるだろう

本来は技術者や私などが行かないと意味のないもだが
武井がどの様な成果を持ち帰るのか楽しみだ

柔軟な頭でこの機構を見ると 新たな世界が見えてくるはず
船を考えるときにおおきなターニングポイントとなると確信している

小さなエンジンで 効率よく船を前進させ
ジョイスティックにより留まる・横移動・斜め移動自由自在
修理コストも低く抑えることが出来
部品供給も迅速でわかりやすく メーカーからの各種情報提供
フィードバックもある
船内レイアウトも革新的な高効率 デザインを覆す

弱点もあるのだろうがいまだ見えず

しばらくはこのIPSの可能性をBreakersのプラットフォームで
色々試してゆこうと思っている
次に考えている大型の船のプランニングをもっていったので
次のプランニングについてのアドバイスももらう予定

毎日UPすると思うので SHIPYARD BLOGも見てあげて下さい
http://www.yasuda-shipyard.com/shipyard/

投稿者 goldenbay : 10:24