かなめも・第10話
今日も朝から良い天気・・・いや、今年の東京の夏は朝から天気の良かった日なんて片手で数える程も無かった様な、と言うのは置いといて。
かなが朝食の準備をしようとしたら既にゆめが居て、クッキーを焼いている。そしてゆうきへの伝言を残してゆめは黒塗りの車に乗って行ってしまった。
後から帰って来たひなたやはるかに聞いたらゆめの実家は旧家でゆめはそこのお嬢様なんだそうだ。
あの車を見た時にそんな流れは予想したが、但し一点だけ変だなあと思うのはあった。ゆめがかなと話している時にクラクションを鳴らされて「あ!もう行かなくちゃ!」と出て行き、それを追っていったかなが黒塗りの車を見る訳だが、お嬢様お出迎えの車がクラクションでお嬢様を催促するなんて非礼はしない筈。しかしそんな違和感を放置して話の方はやっぱりゆめがお嬢様で進行。
ここでかながゆめが(ずっと)実家に帰っちゃうと勘違いするのだが、これもどう見てもお約束でやっぱり一時的な帰宅だった。ただ、ゆうきの悲しみが虫歯だったとはなあw だってゆうきなら1日~2日ゆめが居ないだけで泣き出しちゃいそうだったから、そっちかと思ったよ。
かな、あんなに仲の良かった二人が離ればなれになっちゃうなんてで回想するのがそこかよ!
結局、虫歯の誤解はとけたし、あっさりゆめは帰って来たし(一晩もあけてなかったのか?)で元通りの筈なのだが、ひなたが景品で貰ってきた花火をやってもふとよぎる思いはやはりいつかはまたみんなと別れる日が来るのかと。
今回、専売所にかなと代理とゆうきが残ったお昼の場面で「はるかとひなたは学校」と言っていた。つまりこの時点はまだ小学校と中学校は夏休みと言う事か。はるかは酒を飲んでいるから原則的に大学生で大学に行ってるらしい。ひなたは二浪と言う事なので予備校。はて、ゆうき(とゆめ)はどんな学齢なんだろうね。
思いが身体に出るかな。
「バリアー、バリアー」が既に二回あったが、今回もすーとか、身体の動きに表さないでは居られない子。