ペルー人の子供を偽装認知し日本国籍を取得させたなどとして、神奈川県警国際捜査課は3日までに、神奈川県厚木市関口の作業員、正木成一容疑者(30)とペルー人の男女を電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで逮捕した。
今年1月、日本人の認知があれば、結婚していなくても子供の日本国籍が取得できるようにした改正国籍法が施行。改正後、偽装認知による国籍不正取得が明らかになったのは初めてという。同課によると、正木容疑者と女は容疑を否認しているが、男は「子供の国籍をとれば母親は日本に滞在できると思った」と供述しているという。(07:00)