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道北ドクターヘリ10月就航〜2人の救急医が紋別で講演
(9月8日付け)
交通事故などによる大怪我や心臓・脳疾患の急病時に、救命科医師や看護師などを乗せて飛び、現場で初期治療を開始する「道北ドクターヘリ」事業が10月初旬からスタートする。これに先立ち5日、ドクターヘリについて知ってもらおうとする講演会が紋別市文化会館で開かれた。地元の救急救命士や医療関係者、一般市民ら200人ほどが出席し、道央圏で行われている北海道ドクターヘリの現状や、道北ドクターヘリの運航体制についての2人の医師による講演に耳を傾けた。ドクターヘリは各地の消防からの要請を受けて出動するが、2人は共に「結果的に軽症でキャンセルになっても構わない。重症の可能性がある場合には、一刻も早く要請してほしい」などと強く求めていた。高度医療体制が瀕死≠フ状態にある紋別にとって、救世主とも言えるシステムが近くスタートする。
(会場には多くの市民や医療関係者らが集まった=写真=)
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