宮城のニュース
“母”を訪ねて… ネコ、はるばる10キロ
わが輩は飼い猫である。名前は「ダム」。今は宮城県加美町のお母さんに大切にされているが、ここにたどり着くまでが大変だった。
去年の秋までのねぐらは10キロ離れたダム工事事務所。食べ物を分けてもらっていた。工事が終わって事務所が閉まることになったときは、さすがに慌てたものだ。
必死に歩いて今年の春、事務所の職員だったお母さんの家を見つけた。わが輩が泥だらけで現れたら「どうしてここに?」とお母さんは驚いていたっけ。男性が多い工事事務所で一番面倒見が良さそうだったので、この家を目指したのである。(加美)
2009年09月06日日曜日
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