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スネーク vs 変態スネーク!

2009-09-02 03:05:23 Theme: 日記
お友達の蕾火さんに紹介して貰って、声優の大塚明夫さんとお会いした。
おれの人生の中で間違いなくトップに君臨する一大事である。
文章が乱れるだろうが、その時の様子をレポートさせて貰うことにする――いや、ご覧頂いてもよろしいでしょうか? ←自慢したい

大塚明夫さんといえば皆さんご存じ、
メタルギアソリッドシリーズの主人公「スネーク」の声優さんである。
他にもスティーブン・セガールの吹き替えや、ブラックジャック、攻殻機動隊のバトーなどを
演じていらっしゃることで有名な、声優界の重鎮である。
そして、変態スネークはこの大塚明夫さんのモノマネをしているのである。


大塚明夫さんとは蕾火さんの次の舞台でのリハーサルの場でお会いした。
大塚さんは、蕾火さんにコミュでチケット管理などを任せているかわりに、
蕾火さんの舞台では動きや所作の指導をしていらっしゃるらしい。

控え室に招かれ、鍵を開けて貰う。
中にはいると、奥に背の大きな男の人がいる。
「うわ、渋い……」
大塚明夫さんである。
いつも携帯電話に入れている画像を眺めているのですぐに分かった。 ←ミーハー
おれが呟いたのは聞こえていないはずだが、彼はおれを視認すると、
「来たか」というようにニヤリと笑う。
くう……。
まだ何も言葉を交わしていないのに満面の笑顔のおれ。非常に気持ち悪い。

大塚さんはソファに優雅に腰掛けていらっしゃり、おれは腰をかがめて挨拶をする。
「大塚明夫さんですね」
「そうだよ」
うわ! スネークの声だ! やっほう!!!
頭がパニックになるおれ。
「変態スネークをやらせて貰っています、初めまして」
「ああ、知ってるよ。よろしく」
手を差し出して下さる大塚さん。なんてフレンドリー……! なんと気さくな方なのだ!
「よろしくお願いします……う、嬉しい!」
両手でそれを鷲掴みにすると、大塚さんはにっこりと笑って下さる。
隣を勧めて下さったので、ソファの隣に座らせて頂くことに。
ひええ、これは嬉しすぎる!


「ジンくん、挙動不審だよ」
蕾火さんがからかう。
「挙動不審にもなるでしょう! ならなきゃおかしいですよ!」
「いや、良くいるよ、ちょっと慌てちゃう子はな」
「あー、いやあ、その、緊張してます……」
2000人の前で実況したときも全く緊張というものを感じなかったこのおれでも、
やはり”本物”を前にするとこんなにも過剰に反応してしまうものなのか。
おれは柄にもなく照れ、しきりに頭を掻いていた。

そう、大塚明夫さんはおれの考える”本物”の俳優さんである。
(ここで声優と言わなかったのは、おれは声優と俳優を区別していないからだ。
役者として演ずることに優れていれば、声優としても当然優れている、と思っている)
演技によって人の心を大きく動かすことの出来る、本当の表現者だ。
演技だけに打ち込んでいる友達は何人もいるが、演技で飯を食っている人はいない。
どんなに顔がよく、演技もうまく、雰囲気がある人でも演技だけで飯を食うのは難しい。
芸によって糧を得るということは、何万、何十万と居る”役者志望”の内、
ごく限られた人にだけ赦される事なのだ。


「ほら、何か話したいことはないの?」
蕾火さんが助け船を出してくれる。やはり優しい、気の利く人だ。
おれはまず、おれが辛いときに大塚さんが励ましてくれた数々のお言葉にお礼を言う。
素人であるおれなんかの動画を見てくれ、さらにメッセージをくれた大塚さん。
おれの物真似を認めて下さって、追いつめられたおれに応援のお言葉まで下さった。
おれがそれにどれだけ勇気づけられてきたか、想像できるだろうか。
大塚さんは、大げさに聞こえるであろうおれの言葉を聞いても、笑って頷いてくれた。
やはり、大きい人だ。

そして、あまり質問ばかりするのも申し訳ないと思ったが、
おれは絶対にこの機会を逃すことはできないと思い、させて頂いた。
おれのした質問はたくさんあったが、
「良い役者になりたいんですが、何に気を付けて生活すべきでしょうか」
「大塚さんが役者として大事にされている事というのはいったい何なのでしょうか」
「人によって成長のスピードに差があることがありますが、その原因は何でしょうか」
だいたいこの3点に集約されると思う。

その一つ一つに大塚明夫さんは真剣に答えてくれた。
まだ役者でも声優でもない、ただの一介の若者の質問に対してである。
いや、おれは27だから若者ですらない。ただの変態の質問に対して、だ。
蕾火さんが言う。
「あら……まじめな話をしてるのね。変態スネークなのに」
もう、変態ですらない。
なんなんだおれは。
誰なんだ。
どこなんだここは。
どうしておれはここにいるんだ。
目の前の人は誰だっけ。
なんか格好良い声だけども。
いや、違う違う。記憶喪失にはなってなかったわ。そこまで前後不覚じゃなかった。
「だって、勿体なさ過ぎますよ、この空間は! 贅沢すぎる、というか」
「ああ、折角だからな。なかなかないぞ(笑)」
「ですよね(笑) てへへ(ノД`*)」
なんという気さくさ。
緊張しているおれを安心させようと、ジョークを挟んで下さる。
更に有頂天になるおれ。

え? 質問の答えを書いていないって?
やだよ、勿体ないもん。
おれが質問したんだから。答えはおれだけ知ってりゃいいだろ σ(。´┰` 。)アッカンベー

⊃)゚д゚)・∵. うそです

いや、おれの文章に直すことで意味を損ねるということが怖いから、よしたいんだ。
大塚さんのお話の内容を書き起こすことはプロのライターの文章に任せるとして、
今回は雰囲気だけ楽しんでくれい(T-T)


特に印象深く覚えているのは、リハ中に流れていた曲の話だ。
大塚さんが突然、「おい、この曲は知ってるか?」とおっしゃる。
おれが「いや、全然知らないですね……ヽ(;´Д`)ノ 」と答えると、
「見てねえじゃねえか(笑)」と、笑いながら脇を小突いて来てくれた。

その曲はどうやら「攻殻機動隊」の劇場版の曲だったようで、おれは
「いや違いますよ明夫さん! ”笑い男”のところまでは見たんですけど……ヽ(;´Д`)ノ 」
と、言い訳せねばならなかった。
(後で大塚明夫ファンのブリューナク兄さんに「それでファンを名乗るのは46億年早い」と
ジュラ紀からやり直せ的なことを言われた。
その時代のアニメから見直します……大塚さんまだ若いんだろうなあ)
そしてどさくさに紛れてさりげなく「明夫さん」と呼んでいる。( ´_ゝ`)クックック ←暗い

だいたい1時間くらい話しただろうか。
おれの予定が押していたので、大変名残惜しいがその場を辞すことに。
最後なので、勇気を振り絞ってずっとお願いしたかったことを切り出した。
「一緒に写真を撮って下さいませんか」
「ん? ブログに載せるか?」
大塚さんは笑っている。
「ええっ!? 良いんですか?」
「構わねェよ」
くううううううう、渋い! べらんめえ調である。
そしてその懐の深さ!
おれはやたら感動してしまって、さらに浮かれてしまう。



変態スネーク 周波数140.85-スネークと





「また、いずれな」
大塚さんは最後にそう言ってくれた。
「はい、ぜひ!」
おれは破顔してしまうのを堪えながら、一礼してその部屋を後にした。


本当に、本当に夢のような時間をありがとうございました。
大塚さん! 蕾火さん!



さて、最後に大塚明夫ファンに朗報である。

9/30(水)から10/4(日)まで大塚明夫さんが舞台をやられるのは、知っているか!?
おれがそれを見に行く約束をしたら、
「絶対みんなで見に来いよ。お前が連れてきてくれたら○○まで○○してやるから」
と、とても嬉しいお返事を頂いた。内容はお楽しみだ。

せっかくの良い機会だ。
変態スネークファンも、大塚明夫ファンも、みんなで一緒に見に行こうじゃないか!
おれのコミュニティにもイベントトピックを立てておくので、要チェックだ!
→ http://mixi.jp/view_event.pl?id=45890756&comm_id=3566212

みんな。色紙の用意を忘れるな!

――

2009年 劇団AUN 第17回 公演
● 舞台 「 アントニーとクレオパトラ 」
2009年9月30日(水)~10月4日(日)
劇場 : 池袋・サンシャイン劇場
原作 : W・シェイクスピア作
出演 : 吉田鋼太郎 ・ 安寿ミラ ・ 大塚明夫  他
チケット代金 : ¥5,000

――

ガールフレンドと地震

2009-09-01 03:04:47 Theme: 日記
朝7時。
おれの家に一緒に住んでいるある外人さんが、家に女を連れて帰ってきた。
帰ってくる前の夜にメールのやりとりをしており、
ガールフレンドとカラオケでオールするんだと言っていたので、
玄関で女の声がした時にはやっぱりな、という感じだった。

いや、良いのよ。
引っかけた女と朝からいちゃいちゃしようが、それが共同で住んでいる家の3階で、
2階に住んでいるおれの部屋が地震みたいに揺れていようが、
おれは全然気にならない男なのよ。

3階まで行けば声が聞こえるかな、とかは全然思わなかったし、
素足で廊下を歩くとぺたぺた音がして聞こえちゃうかも知れないから
靴下を履いて足音を消して階段を上ろうとかは考えつかなかったし、
小岩の電車頻繁すぎるだろクソったれ良いところで邪魔するなとかも全然思わない。


とりあえず次にデールさんに会ったら、
「集中できないからデールさんが声を出すのはやめてくれませんか」
と言うつもりだ。

ひとりぼっちラジオ

2009-08-31 03:00:24 Theme: 告知・報告
ありのままに今起こったことを話すラジオUP中。
今回初めてラジオを一人で作ってみたのだが、かなり難しいな……(T-T)

声優さんとの話はもう少し待ってね揺れるハート


できたぞ!(12:45)
――

変態スネークのひとりぼっちラジオ


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