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酒気帯び運転:容疑で福岡県職員を逮捕 自損事故で発覚

 福岡県警うきは署は7日、県食肉衛生検査所の課長補佐級職員、佐々木喜一容疑者(56)=同県久留米市日吉町=を道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、6日午後5時ごろ、同市田主丸町菅原の筑後川沿いの市道で、酒気帯び状態で軽乗用車を運転し、自損事故を起こしたとしている。

 同署によると、車は市道をはみ出して土手下に転落。佐々木容疑者から連絡を受けた家族が見つけ、119番した。消防からの連絡で駆け付けた署員が飲酒検知したところ、呼気1リットルから基準値の4倍の0.6ミリグラムのアルコール分を検出した。佐々木容疑者は「うきは市内の実家でビールや焼酎を飲んだが、0.6ミリグラムも出るほど飲んでない」と供述しているという。

 県は7日、保健医療介護部の平田輝昭部長らが県庁で会見。平田部長は「飲酒運転撲滅について機会あるごとに指導していたが、県民の信頼を損ねる事態を生じ、心からおわび申し上げる」と陳謝した。

 県は福岡市職員の飲酒事故を受け、06年9月28日付で、職員が酒酔い運転した場合は原則懲戒免職処分とすることを通知。以後は飲酒運転での検挙はなかったという。人事課は「事実関係を把握の上、処分を検討したい」としている。【門田陽介、斎藤良太】

毎日新聞 2009年9月7日 12時00分

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