職員が酒気帯び運転容疑で逮捕され、記者会見で謝罪する福岡県の平田輝昭・保険医療介護部長(右)ら=7日午前、福岡県庁 福岡県職員を酒気帯び容疑で逮捕 基準値の4倍のアルコール検出福岡県警うきは署は7日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、福岡県食肉衛生検査所参事補佐、佐々木喜一容疑者(56)=同県久留米市日吉町=を逮捕した。同署によると、佐々木容疑者は、うきは市内の実家から自宅に戻る途中だったといい「実家でビールや焼酎を飲んだ」と話している。 福岡県では、県警小倉南署の巡査部長が飲酒運転で衝突事故を起こし逃げたとして、道交法違反(ひき逃げ)容疑などで8月25日に逮捕され、危険運転致傷容疑で送検されたばかり。 佐々木容疑者の逮捕容疑は今月6日午後5時ごろ、久留米市内の市道で、酒気帯びで軽乗用車を運転した疑い。うきは署によると、同容疑者は川沿いの道を走行中、約3メートル下の畑に転落。けがはなかったが、呼気から基準値の約4倍のアルコールが検出された。 県人事課によると、佐々木容疑者について「酒が好き」との情報はあったが、勤務に影響するなどの問題はなかった。 平田輝昭・県保健医療介護部長は記者会見し「飲酒運転撲滅に向け指導してきたが、このような事態が生じ申し訳ない」と謝罪した。 【共同通信】
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