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【社会】

名古屋市の待機児童、2年連続増 求職活動増加が背景に

2009年9月8日 09時17分

 認可保育園への待機児童が増える中、愛知県全体の4分の3を占める名古屋市の待機児童は2年連続で増加。今年4月時点で前年同期比で4割増と、全国平均を上回る勢いで増えている。子供を預けたい理由として求職活動を挙げた人が56%を占め、経済不況を背景に子供を預けて働こうとする人が増えたためとみられる。

 同市の待機児童は、595人(前年同期428人)。うち、335人(同224人)が求職活動のため入園を求めていた。地域別では、新興住宅地が広がり、子育て世代が多く住む緑区が161人、守山区が139人と飛び抜けている。

 名古屋市の待機児童は、2002年度から連続して減少していたが、昨年度から増加に転じた。市は解消策として、10月をめどに公立・民間保育所で235人を新たに受け入れることにしている。

(中日新聞)

 

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