千葉県庁で職員らが事務用品を架空発注する不正経理が2007年度までの5年間でおよそ30億円に上ることが、県の調査で明らかになりました。
千葉県によりますと、架空発注の代金は業者の口座にプールされ、別の物品購入などにあてられていたということです。
5年間の不正経理30億円のうち、およそ1億円分については何に使用されたか確認できないということです。
千葉県庁では今年に入って事務用品の架空発注により代金をだまし取ったとして、3人の職員が相次いで逮捕されていました。
県は今回明らかになった不正経理について裏金作りや私的流用がなかったか、引き続き調べています。(07日23:59)