
さてさて今回は私的に気になっています、ペリカンM450を巡って起きたある出来事の御話しです!
(因みに脚色は一切つけてません)
この萬年筆の成立ちは皆さんもう熟知されてますので、割愛させて頂きます(^_^;)
この萬年筆が気になり出してから、既に一年が過ぎようとして居ります(^_^;)が、未だに買ってません!
特に嫌いになった訳でも無いのですが、何故か他の萬年筆を買ってしまい、御鉢が回って来ないのです!
考えられる一つの理由として、半年程前に一番熱かった『茶縞欲しい病』がオリジナル400の復刻版の茶縞を手に入れてしまい、冷めてしまったのでしょう!
それが証拠に、茶縞400を手に入れてなかりすれば間違いなくGETしたであろうM400SEが発売されたにも関わらず、気にはなりましたが、結局パスしちゃいましたしね(^_^;)
これが発売されてなければ、現行で茶縞を手に入れるには、ホワイトトータスかM450をGETするしか手は無かったのですが・・・・・・
でも今回皆さんにお話したいのは、そんな事では無く、口は災いの元と言う、私が実際に体験した恐怖体験のお話なのです...... ( ̄□ ̄;)!!
本日たまたまブラリと覗いた場末(失礼な発言、お許し下さいね(^_^;))の文具店にて、あるお金持ちそうなマダム風の女性が『え〜っと、このフラミンゴの萬年筆に入れるインク有りますかしら?あったら黒色一つ下さる?』とM450を店員さんに差し出して見せていました!
偶然横に居た私は、思わず吹き出しながら、余計な一言を口走ってしまい、『ブ〜ッ、お姉さん外れ!それフラミンゴじゃなくて、ペリカンですから!』と発言してしまったのです(ノ-o-)ノ
一瞬にして、その貴婦人の様な美しい女性の顔が青褪めて眉が吊り上がり、眉間に三本縦皺が寄り、ピンクの口紅を塗った品の良い唇の両端が持ち上がり、目が細く、皿の様になって行くのが手にとる様に判りました...... ( ̄□ ̄;)!!
もう少しで角が生えて来そうな位の光景です!
喩えるなら鬼です!
私は自分の愚かさを悔いながら、
『しまった!ヤバい!何とかしないと(ΘoΘ;)』心の中で声にならない声が叫び捲りましたが、次の瞬間そのマダムが、『あら〜っ、おくわしいのですね、萬年筆!でもわざわざの間違い訂正は御遠慮下さいます?』と怒り炸裂・メルトアウト寸前のヴォルテージを無理矢理押さえ込んだ、薄気味が悪い程抑揚の無い、まるでホラー映画の悪魔顔負けの声で言いました...... ( ̄□ ̄;)!!
私は返す言葉も無く、ただただ店員さんに『すいません、そこのラミーのインク二つ下さいっ!』と持ってもいないラミーのブルーのインクを買う羽目になっちゃいました(ノ_<。)ビェェン
その後マダムは『ペリカンのブラックのインク』のお買い物を済まされて立ち去りましたが、後にはマダムの強烈に高貴な残香が、いつまでもその場に立ち込めてました!
私は金縛りにあったかの如く、只マダムの去って行く後ろ姿をいつまでも見ていましたσ(^◇^;)。。。
今までこんなに怖い目に遭った事が無い私は、本日夕食が喉を通りませんでした!
やはり私には、M450は暫く買えそうにありません(´A`)
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