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待機児童が2万5千人超 増加人数過去最高
認可保育所に申し込みながら満員で入所できない「待機児童」は2万5000人を超え、増加した人数や率は過去最高となった。不況で共働き世帯が増えたのが原因とみられている。
厚労省のまとめによると、認可保育所に申し込みながら満員で入所できない「待機児童」は、今年4月1日時点で2万5384人に上った。前年同月比5834人、率にして29.8%増え、増加した人数や率は過去最高となった。特に大都市圏で増加が目立ち、横浜市で1290人、川崎市で713人、仙台市で620人などとなっている。
厚労省は「去年秋の経済危機以降、雇用情勢が悪化し、共働き世帯が増えたためでは」と分析するとともに、「事態を重く受け止め、対策を進めたい」としている。
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