私が初めて我が子の頭にシラミを見たとき、何とも言い難い寒気とママとしての自分を否定するような気分になりました。
「髪を十分に洗っていなかったから?」「不潔な子と遊んだりしたのかしら?」
今じゃ胸を張って違う!!といえることも、当時いろいろ憶測してみたり、絶対に仲の良いママには知られないようにと必死でした。
・・・違うんです!現在のしらみ(虱)の事情は昔と全然違います!
風邪をもらってくるように、やってくるときは気をつけていてもやってくるのです。
「それじゃ、スミスリンね。
当面は家族全員でしてくださいね。」
一番最初、受診した皮膚科の先生にそう言われました。
(健康を害する病気じゃないから病院に行く必要なんてないんです。メンタルにはかなりきますけど・・・(-_-;)
行ってもほとんどがスミスリンを処方されます。)
なんとそのお値段、当時1本2,200円。(現在は2,700円前後)80ml入り。これを10〜20ccづつ二日置きに四回しなくてはいけません。
つまり一本でほぼ一人分。つまり5人家族だと・・・
子供が多い我が家は全員で行おうにもあまりに負担が大きく
「みんなこんなに高額なもの使ってるんだ・・・」とますます情けない気分になりました。
「スミスリン」ちなみに日本で唯一許されているしらみ駆除のお薬です。
平成18年度には前年の40%アップの出荷されている一人勝ち的な(キンチョーのかた、見てたらすみません)お薬なのです。
年間
何十万本も売れています。
成分はピレスロイド系と言って害虫(ゴキブリやノミ、蚊など)を駆除するものと同じ成分のお薬をわが子の頭にふりかけている現状。

本当に国はどうにかしてくれないかしら!
なんてぶつぶついいながら、
・・・でも、やっぱりしかたない、この方法しか手段はないんだと苦しい家計にムチ打ってスミスリンを買い続けました。
もちろん保育園や学校にもうつしあいになるのが怖くて対処をお願いしたこともありました。
子どもにも「しらみがいるって絶対に言っちゃだめよ!」ときつく言い聞かせて・・・
大体、一年に一度、どこからかもらってきてはスミスリンで対応する・・・
こういうことがここ4年続いたのですが、驚くべき事態が待ち受けていました。
「スミスリンが効かない!!」
こういうことってあるのでしょうか?
通常のように使用しても元気ぴんぴん!スミスリンで死なない???
用法よりも倍量近く、倍の時間をかけてしても同じ。
元気に足をばたつかせたしらみが梳き櫛にひっかかってきたときは信じられない気分でした。
どうやら、海外からスミスリン耐性のしらみが持ち込まれた可能性を指摘されたり、長年使用したことにより耐性の出来たしらみが発生したりしているようです。
唯一国が許している薬剤に耐性を持つあたまじらみが出現したのです。
正直、最初はどうしたらいいか心底悩みました。
でもネットをたどっていくと実はこの現象が全国的に起きていることを知りました。
そこで出会ったのが、このロビーコームとライスガードコーム。
もうスミスリンから卒業しよう!
そう思った矢先のわらをもすがる商品でした。
まもなく通販ショップオープンいたします。 ご予約受付中!
2009年 9月中旬 入荷予定
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