マレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)で、家族経営のカレー店「マックカリー(McCurry)」前でポーズをとる店主Kanages Suppiahさん(2009年5月2日撮影)。(c)AFP/KAMARUL AKHIR
【9月7日 AFP】米ファストフード大手マクドナルド(McDonald's)とマレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)にある家族経営の小さなカレー店「マックカリー(McCurry)」との店名をめぐる8年間の法廷闘争が、最高裁にあたるマレーシアの連邦裁判所に舞台を移す。
マレーシアの上訴裁は4月、「マックカリー」という店名はマクドナルドの商標権を侵害しているとの高裁判決を覆したが、これを不服としたマクドナルド側が7日、上訴した。連邦裁は同日中にも上訴受理の可否を決定する見通し。
「マックカリー」店舗の拡大を計画している店主のKanages Suppiahさんや家族は、連邦裁でも4月の上訴裁判決が支持されることを願っている。Suppiahさんは「マックカリーはまだ1店舗しかない。裁判のせいで、支店を出すことができなかったからだ」と話す。
一方のマクドナルドは、マレーシア国内に185店舗を展開する。
「マックカリー」は1999年に開店。店名は「マレーシア・チキン・カレー・レストラン(Malaysian Chicken Curry Restaurant)」を短縮したものだという。魚の頭のカレーなどマレーシア料理を提供している。(c)AFP
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