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人生の荒波を乗り越え、昔取った杵柄(きねづか)を再び手にしようとする人々がいる。旅行、音楽、オートバイ、漫画、プラモデル…団塊世代の趣味市場は5兆円とも言われている。その下の「ポスト団塊世代」を含めた人々の趣味・遊びの現場をリポートする。

山ラン(3)
 次は70歳で4000山

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「安全第一」で登山する小川さん
 48歳から14年かけて3000山を踏破した兵庫県たつの市の元会社員小川豊さん(62)。「山岳移動ランキング」(山ラン)という、山頂からアマチュア無線交信を成功させながらの記録だ。1年平均で200以上の山を制覇したことになるが、実は心臓病を抱えての達成だった。

 「安全第一。夏はTシャツで登れるところばかり。山ラン仲間には近所の山を登り続けている人もいます。リタイア組に最適です」「登山記録の収集、整理も山ラン主宰者にお任せです」

 登山を続けているため小川さんの体調はとてもいい。また無線機持参の登山は、安全面でも心強い。

 「山ラン仲間で滑落した人がいます。足を痛め動けなかったんですが、そこは携帯電話が通じなかった。無線機を使ってすぐ助けられました」

 今、中高年の間で無線ブームだという。「免許は比較的簡単に取れるし、機械も安価。見知らぬ人との出会いも魅力なんだけど、今の若い人にはダメかなぁ」

 小川さんの目標は70歳で4000山。その中には「日本100名山」の中の8山も含んでいる。この夢を実現する上で、さらに山ランを普及させるために心がけていることがある。

 「登山は普通、静かに楽しむもの。そんな中で声を張り上げる無線交信は失礼でもある。安全で、マナーを守り、それで人の輪を広げる山登りがしたい。みなさんもいかがです?」

   

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