藤岡信勝先生の名誉を守る会会員各位
並びに支援者各位
控訴審判決のご報告並びに提案
昨日、平成21年8月26日東京高裁820号法廷において、損害賠償請求控訴事件の判決公判がありました。結果は声明文にある通りです。
会員・支援者各位には、これまでのご協力に厚く御礼申し上げます。
なお、藤岡信勝先生の名誉を守る会は、引き続き会の組織を維持し、藤岡先生の名誉が回復されるまで活動を続けることを提案いたします。
平成21年8月27日
藤岡信勝先生の名誉を守る会代表 川又和敏
控訴審不当判決に当たっての声明
新しい歴史教科書をつくる会藤岡信勝会長は、対八木秀次元会長名誉毀損訴訟における一審不当判決をうけて控訴した。しかし、控訴審も一審の事実誤認、判断の誤りを認めることなく、再び不当判決を下した事は極めて遺憾である。
この事案は、八木被告とその一派が、つくる会乗っ取りを目的として藤岡氏の追放を計り、理事会での除名工作に失敗するや、公安情報を騙った謀略によって、再び藤岡氏の失脚を計ったものである。これらは、裁判の過程で確認された事実である。
このうち、八木被告の公安情報を騙った行為が藤岡氏に対する名誉毀損行為に当たるか否かが裁判の争点であり、裁判所が名誉毀損に当たらないと判断しても、八木被告とその一派の卑劣な行為が否定された事にはならない。
公的機関の名を騙る彼等の行為は、個人の人権を踏みにじり、罪なき社会人を恐怖に陥れる明らかな犯罪行為である。一審二審判決ともに、その犯罪行為の事実関係を認めている。
今次裁判は期せずして八木被告とその一派が、このような不法不逞の謀議を企む徒輩であることを、広く世間の人々に認識せしめた。これは、社会正義を重んずる心ある国民にとって、必要な情報であると同時に、彼等の社会的道徳的責任が今厳しく問われている。
守る会は、厳然たる上記事実を、あらゆる機会を通じて広く世間に知らしめ糾弾する。
今次裁判によって、卑劣な謀略と戦ってこられた藤岡会長、福本修也弁護士、並びに関係者の勇気と御苦労に、心からの敬意と感謝を表する。
また、一貫して裁判を支援して下さった多くの方々に、心より厚く御礼を申し上げる。
今回の裁判によって、八木被告とその一派の、民主主義社会にあるまじき危険な謀略体質が、白日の下にさらされた。藤岡会長の名誉を守る会は、つくる会を守り、社会正義を守るためにも、このような反藤岡、反つくる会勢力と、今後も徹底して戦い続けることをここに声明する。
平成21年8月26日
藤岡信勝先生の名誉を守る会代表 川又和敏