2009年9月7日 13時9分 更新:9月7日 13時36分
民主党の鳩山由紀夫代表は7日午後、東京都内で開かれた地球環境問題のシンポジウムであいさつし、マニフェスト(政権公約)で掲げた温室効果ガス削減目標「2020年までに90年比で25%減」について「あらゆる政策を総動員して実現を目指していかなければならない」と表明した。
また、温室効果ガス削減に努める途上国に対して先進国が資金的・技術的に支援するための具体策を「鳩山イニシアチブ」と位置づけ、新内閣発足後にただちに検討を開始する意向を表明。米国ニューヨークで22日に開かれる国連気候変動ハイレベル会合について「首相指名を受けたらぜひ出席し、具体的に国際社会に問うていきたい」と語った。【佐藤丈一】