たんすいしんじゅ
淡水真珠
牛久市
変化に富んだ色と形が特徴。
淡水生の池蝶貝で養殖
「淡水真珠」は、池蝶貝という淡水生の大きな二枚貝で養殖される真珠である。海の真珠養殖と違うのは、人工核を入れず、貝殻の内側にある細胞を3ミリ角に切って貝の中に入れることで、真珠の芯からすべてが真珠層でできることである。真珠層が厚くなるまでには、直径5ミリ程度で2〜3年、10ミリに育つには10年の歳月がかかる。天然の輝き、丈夫さ、楕円やしずく形などバラエティーに富んだ形が特徴である。霞ヶ浦や新利根川で養殖される淡水真珠は、茨城県の推奨品の指定を受けている。
真珠加工の実演見学・体験も
核になる細胞の挿入、貝の清掃、洗浄、選別は手作業で行い、どんな形と色の真珠ができているかは、貝をあけてみるまでわからない。主な製品はネックレス、イヤリング、指輪などで、製造元(明恒パール牛久観光)では、真珠の取りだし・加工の実演も見学できる。体験も可(要予約)。
製造工程
- 細胞・核切断→
- 細胞・核挿入→
- 貝の清掃→
- 浜あげ→
- 洗浄→
- 選別→
- デザイン→
- 穴開け→
- 仕上げ
関連情報へのリンク
- 自然→
- 霞ヶ浦