テレビ関連ニュース

2009/9/5(土)21:00~

鈴木おさむオリジナル脚本による『ジャングル大帝』放送迫る

フジテレビは来月、同局開局50周年、手塚治虫生誕80周年を記念し、代表作アニメ『ジャングル大帝』を特別アニメ作品として放送する。『ジャングル大帝』は、1965年に日本で初めてのカラーアニメとして放送され、手塚治虫アニメの中でも代表作品の一つ。

jyannguru.gif
今作品はレオの父親“パンジャ”役に時任三郎、レオの母親“エライサ”に松嶋菜々子など、豪華なキャスト陣が声優を務めることでも注目を集めている。また脚本を務めるのは、『SMAP×SMAP』など大人気バラエティ番組を数多く手がける放送作家、鈴木おさむ。彼が初めてのアニメ作品で脚本に挑むテーマは「環境破壊」。作品では、動物たちが生きる自然社会と、人間が造り出した科学を対照的に取り上げ、人間の愚かさや残酷さを訴える。作品について彼は「この時代にあえて『ジャングル大帝』をテレビで放送することの意義を深く考えた。手塚さんが生きていたら、きっとこんなテーマを考えただろうという想定の意識を持ちながら、現代社会に問うテーマを考えるのに試行錯誤した」と脚本作りのこだわりを語った。


(C)手塚プロ・フジテレビ

また漫画家、故・手塚治虫について「彼は何十年も前に、環境破壊や人間の愚かさについて書いた作品を数々残している。世間一般的に彼の作品は文学的だと捉えられがちだが、手塚治虫は偉大なるエンターテイナーだと思う」とあらためて手塚作品のスケールの大きさについて語った。

鈴木自身、泣きながら書き上げたという今作品は、20XX年の地球上にある人工のジャングルを舞台に、レオと人間の子どもが出会うところから壮大が物語は始まる。手塚ワールドをしっかり残しながらも、新たなストーリー展開を作り上げている、今までに見たことがない『ジャングル大帝』が見られることだろう。

テレビドガッチでは脚本を担当した鈴木おさむさんに話を伺い、物語について、故・手塚治虫について、作品に込める思いを語っていただいた。
この模様は近日公開、お楽しみに。

フジテレビ開局50周年・手塚治虫生誕80周年記念
『ジャングル大帝‐勇気が未来をかえる‐』
9月5日(土)21:00~(フジテレビ系にて)

ページトップへ戻る