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地球の宝物(イコロ)幸せな道(キロル)を 円山のホッキョクグマ双子 (09/07 08:36)

ホッキョクグマの双子の名付け親になった西原さん(左)と久保さん

ホッキョクグマの双子の名付け親になった西原さん(左)と久保さん

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 札幌市円山動物園が公募していたホッキョクグマの雄の双子の名前が「イコロ」と「キロル」に決まり6日、同園で命名式が行われた。ともにアイヌ語で、イコロは「宝物」、キロルは「道」の意味だ。

 イコロと名付けたのは札幌市北区の主婦西原君子さん(34)。絶滅危惧(きぐ)種に指定され、繁殖が困難なホッキョクグマの貴い命は、地球にとって「宝物」だという思いを込めた。キロルは同市中央区の自営業久保葉子さん(52)が命名。繁殖活動で、双子が国際交流への「道」を開いてくれることを期待した。

 2頭は昨年12月生まれ。2006年に国際自然保護連合(IUCN)がホッキョクグマを絶滅危惧種に指定してから日本で初めて無事に育った赤ちゃんで、現在はいずれも推定で体長約120センチ、体重約60キロ。一緒にじゃれ合う愛くるしい姿が人気を集め、公募には道内外から5936通の応募があった。

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