ニュースリリース
教育科学館の夏休みイベントにリニアモーターカーが登場
公開日:平成21年7月28日
最終更新日:平成21年7月28日
平成21年7月19日報道発表
板橋区立教育科学館(板橋区常盤台四丁目)で、リニアモーターカーの乗車体験や動くものを作る工作教室などの夏休みイベント「乗って・遊んで・考えて~いろいろあるよ、動くもののしくみ~」が昨日(18日)から始まり、イベント開催中の同館には大勢の親子連れが詰めかけている。
教育科学館の夏のイベントは毎年恒例のイベントで、今年は「乗って・遊んで・考えて~いろいろあるよ、動くもののしくみ~」と題し、私たちの生活に欠かせない“動力”について考えてみようというもの。館内には、ホバークラフト、ガソリンエンジンなどを展示しているほか、ジャンプした振動による発電や手動で起こした電力で、おもちゃの車や電車を動かすコーナーなど、誰でも楽しめるよう趣向を凝らしている。また、今回のイベントの目玉として、リニアモーターカーの展示と乗車体験を用意。地球温暖化が進む現在、省エネルギーの重要性が増している。リニアモーターカーは通常の電車とは違い線路との摩擦がなく、少ないエネルギーで走行可能。いろいろなものを動かす仕組みを学んでもらうとともに、環境に優しいものを動かす仕組みについても学んでもらおうというねらいがある。
館内には、体験しながら学べるコーナーがいっぱい。入り口を入ってすぐの『乗って体感スペース』には、全長約13メートルの直線レールを往復するリニアモーターカーの乗車体験コーナーを設置。今回用意されたリニアモーターカーは長さ約2.5メートルで、80キログラムまでの方が乗車可能なもの。乗車席にはリニアモーターカー下部に取り付けられたカメラからの画像が映し出されるモニターが設置されており、乗車するとスピード感ある画像も見ることができ、運転手気分も味わえるようになっている。また、乗車体験だけではなく、リニアモーターカーの動く仕組みについてもパネルなどでわかりすく解説しており、体感しながら学べるようになっている。そのほか同コーナーには、ホバークラフト、空気エンジン自転車、スターリングエンジン、ガソリンエンジンの展示もあり、来館者の目を引いていた。
そして、同館2階には『体験スペース』が設けられており、空気入れを用いてたくさんの空気を入れその圧力で車を走らせたり、手の力でクルクル回すことで発電しその電気でヘリコプターを飛ばしたり、音の合図で走ったり止まったりする不思議なUFOを操作したり、空気や電気などいろいろな動力で動かす様々なアイテムが用意されており、子どもたちは夢中になって遊んでいた。
このほか、磁石の力で砂鉄を動かし、いろいろな絵を描いたりするコーナー『磁石のふしぎ』や、ゴムやモーターを使って動くものを作る工作教室『からくりおもちゃ工作室』(期間中の火曜から金曜日に開催)なども開催されている。
この日(19日)、午前10時半からの始まったリニアモーターカー乗車体験では、めったに乗れない未来の乗り物に、子どもたちが行列をつくり、自分の順番が来るのを楽しみしている様子が見られた。乗車した子どもたちは「不思議な感覚で楽しかった。また乗りたい。」「動いているときも浮いているので、とても静かだった。」などと感想を話していた。
「乗って・遊んで・考えて~いろいろあるよ、動くもののしくみ~」は8月24日まで。入館無料(プラネタリウム夏番組と一部イベントは有料)。月曜休館(祝日の時は翌日。ただし8月24日までは休館日なし)。
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