2009年9月7日 10時25分更新
険しい山肌などに作られた急勾配のコースをオートバイで走る、トライアル競技の全日本選手権が高梁市で開かれました。
高梁市川上町の原瀧山トライアルパークで開かれた大会には、全国からあわせて117人の選手が参加しました。
オートバイのトライアル競技は、険しい山肌などに作られた急勾配のコースで、オートバイをいかに正確に操作できるかを競うもので、コースを外れたり、足をつくたびに減点されます。
選手たちは石灰岩がむき出しになった垂直の岩盤や、迷路のような急斜面の林の中に設けられた、12のポイントを通過する全長およそ1キロのコースに果敢に挑戦していました。
そして選手がオートバイを自分の手足のように操って巨大な岩を乗り越えると、ファンから拍手や歓声があがっていました。
参加した倉敷市の51歳の男性は、「30年近い経験がありますが、会場の起伏に富んだコースを楽しんでいます」と話していました。