岡山放送局

2009年9月7日 10時25分更新

倉敷 秋に鳴く虫の展示会


コオロギやマツムシなど、秋に鳴く虫の音色を楽しんでもらおうという展示会が、6日から倉敷市で始まりました。

会場の倉敷市立自然史博物館には、コオロギやマツムシなどあわせて15種類の虫が展示されています。このうち、コモダスエンマコオロギは、岡山県内では瀬戸内市でだけ生息が確認されているコオロギの一種で、軽やかで涼しげな音色を出していました。
また、クサヒバリは、鳥のヒバリの鳴き声と似ていることから名付けられた虫で、小さい羽を振るわせて高くて優しい音色を出していました。
訪れた人は、会場に鳴り響く虫の音色に耳を傾け、どの虫が鳴いているのかを探して、秋の訪れを楽しんでいました。
この展示会は、9月20日まで倉敷市立自然史博物館で開かれています。