2009年9月 5日
市民大学 中之島を学ぼう 魅力を発信中のフリーペーパーが企画
中之島について情報発信しているフリーペーパーを発行する出版社が、中之島の歴史や文化を学ぶ「月刊島民ナカノシマ大学」を来月1日からスタートさせる。フリーペーパーで紹介してきたエリア内の近代建築や橋の歴史など中之島の魅力を市民に提供する試み。
ナカノシマ大学を“開校”するのは、フリーペーパー「月刊島民」を発行する出版社「140B」。「月刊島民」は京阪中之島線の開通を機に、京阪電鉄のサポートを受け、昨年8月に創刊し同線各駅などで配布されている。
同誌では、企業や官公庁が立ち並ぶオフィス街ととらえられがちな中之島の違った魅力を発信したいと、開放感あふれる水辺の風景や橋の歴史、近代大阪の政治経済の発信地だった歴史を紹介してきた。
発行を重ねるたびに読者が増え、当初2万5千部だった発行部数は3万5千部に。バックナンバーを読みたいと、編集部をたずねてくる人も多く、「中之島について学びたいという人がこんなに多いのかと驚いた」と編集担当の大迫力さん(28)は話す。
こうした読者の反響を受け、フリーパーパーとは違った形で、中之島の魅力を発信したいと持ち上がった企画が「ナカノシマ大学」。中之島に足を運び、島を体験してもらいたいと、中之島の施設を会場に、講座を開いたり島内を歩くツアーを計画した。
第1回目は、大阪商人らが設立し、のちに大阪大学に引き継がれた学問所「懐徳堂」について、平松邦夫市長や大阪大学の鷲田清一総長、懐徳堂にくわしい兵庫大学の釈徹宗教授、神戸女学院大学の内田樹教授らがパネルディスカッションを行う。
参加希望は、はがきに住所、氏名、電話番号を明記の上、〒550-8790 郵便事業株式会社大阪西支店私書箱181号「月刊島民ナカノシマ大学事務局受付係」まで。24日必着。参加費1500円。応募多数の場合は抽せん。問い合わせは事務局(電話06・4799・1340)。
【写真説明】市民大学でも情報発信するフリーペーパー「月刊島民」
(2009年9月 5日 09:08)
タグ:フリーペーパー, 中之島, 月刊島民, 月刊島民ナカノシマ大学, 140B
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