市立八幡浜総合病院が深刻な医師不足に悩む中、地域医療を守るため市民にできることはないかを考えるフォーラムが6日、八幡浜市本町の市民会館であった。医療関係者と市民が意見交換。市民は医師の過酷な勤務を理解する、かかりつけ医を持つなどの項目からなるアピール文を採択した。市女性団体連絡協議会(岡崎節子会長)の主催。市民約500人が議論を見守った。
パネルディスカッションでは、愛媛大医学部付属病院医療福祉支援センター長の櫃本真聿氏をコーディネーターに、久保敬・市立八幡浜総合病院長、中島俊明・八幡浜医師会長のほか、岡崎会長ら市民3人が意見を交わした。