県議会：２４議案を提出−−開会　／長崎

　９月定例県議会は４日開会し、県側が経済対策など総額２５４億２７００万円の今年度一般会計補正予算案など２４議案を提出した。金子原二郎知事は「経済対策を県内産業の振興につなげる大きなチャンスととらえ、将来を見通した新たな産業の育成に積極的に取り組む」と説明した。会期は２９日までの２６日間。一般質問は１０、１１、１４日。
　主な新規事業は、五島地域に電気自動車（ＥＶ）レンタカー１００台などを導入する「長崎ＥＶ＆ＩＴＳプロジェクト推進」６億８１００万円▽ＮＨＫ大河ドラマ「龍馬伝」を活用するための観光ルート整備など８７００万円▽橘湾で発生した赤潮による養殖魚被害対策２８００万円▽長崎奉行所龍馬伝館開設に伴い駐車場設置と送迎シャトルバス運行に１４００万円−−など。
〔長崎版〕

９月５日朝刊

【関連ニュース】
県：２０３億円補正案、９月議会提案へ　大半は経済対策に　／鹿児島
赤潮：八代海で発生のシャットネラ　６２万尾、被害額８億７０００万円　／熊本
赤潮：養殖ブリ被害、救済支援策を県が予算計上へ　／鹿児島
赤潮：県、八代海の警報解除　／熊本
赤潮：八代海に発令の警報を解除　／鹿児島