天皇家の万世一系(男系)による皇位継承という伝統を守ろう!(Q and A)

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問題がすぐに分かる Q and A

Q1. どうして女性天皇・女系天皇を容認する動きが活発なのですか?

A1. 現皇室には皇位継承可能な男子がもう二人しかいないからです。
    一人は皇太子様、もう一人は秋篠宮様です。
    そしてお二方には現時点で男子は生まれていません。
    間も無く皇室内に皇位継承者がいなくなる可能性があります。

Q2. 男系、女系って何ですか?

A2. まず男系と言うよりは父系と呼ぶべきでしょう。
    父系(男系)とは、天皇→父→父→ … →父→父→神武天皇
    と父親だけを辿って行けば必ず神武天皇に辿り付くことを言います。

    そして女系とは母親を辿ることになると思うのですが、どうも皇室典範に
    関する有識者会議やマスコミでは、父もしくは母のどちらかを、都合よ
    く辿っていくとどの世代かの天皇、引いては神武天皇に辿り付くことを
    「女系」と言っているようです。

    そんなものは女系でもないので「皇統外」とでも言うのが本来ふさわし
    いように思います。

Q3. 女系天皇と女性天皇は同じ意味ですか?

A3. 全然違います。女性天皇はその名の通り、女性の天皇のことです。
    女系天皇に関しては A2. に書いた通りです。

Q4. これまで父系(男系)に属さない、女系天皇や皇統外(女系)天皇が即位した
    ことはありますか?

A4. 125代中、一度もありません。

Q5. これまで女性天皇が即位したことはありますか?

A5. 8人10代の例あります。ただしあくまで父系(男系)男子の即位が基本であ
    り、父系(男系)男子が若すぎる、歳を取り過ぎているなど適切な年齢の父
    系(男系)男子がいない場合に即位していました。

Q6. 継承できる父系(男系)男子がいなくなるのなら、母系(女系)天皇や
    皇統外(女系)天皇もやむをえないのでは?

A6. 継承できる父系(男系)男子は現皇族以外にならいます。旧皇族、旧宮家と
    呼ばれる方々です。伏見宮家、梨本宮家、山階宮家、久邇宮家、北白川宮
    家、閑院宮家、東伏見宮家、賀陽宮家、朝香宮家、東久邇宮家、竹田宮家
    といった宮家があります。その中に父系(男系)男子の方は 20人ほどいらっ
    しゃるそうです。

Q7. 旧皇族、旧宮家は何故現在皇室に所属していないのですか?

A7. 1947年、GHQの命令に基づく皇室財産の事実上の没収により、従前の規模
    の皇室を維持できなくなったことなどから皇籍を離脱しました。

Q8. 旧皇族は父系(男系)で辿ると、600年以上前にまで遡るので皇位継承の資
    格はないのではないですか?

A8. 600年以上前に遡るのは事実ですが、神武天皇に父系(男系)で繋がるので、
    天皇家のルールとしては問題がありません。
    そもそも旧皇族が元々GHQの政策により離脱させられる前に何故皇族だっ
    たかをといえば、当然、天皇に近い宮家の父系(男系)男子が断絶した場合
    に皇位を継承するために存在していたのです。その本来の役割を果たすた
    め復帰させればよいことです。

Q9. 今まで知らなかった人が天皇に突然なっても世間が納得しないのではない
    ですか?

A9. まず、それまで知らなかった成人男性が天皇に突然なることはあり得ない
    ことを理解して下さい。父系(男系)男子の方のさらに子供を幼いころから
    将来の天皇として教育することになるでしょう。それに先立って、その子
    供を現皇室の養子として迎えることも考えられます。
    メディアに頻繁に登場すれば親しみは沸くのです。美智子様も雅子様もと
    元は一般人でしたが、皇室に入りメディアに登場することで多くの人が親
    しみを感じています。

    また血縁で見ても昭和天皇に非常に近い方がいらっしゃるということも参
    考に示します。ただし血統で近くいからといっても皇位継承の正当性を示
    すものではなく、あくまでも正当性は父系(男系)であるということから来
    ているということに御留意下さい。また東久邇宮家の方を即位させたいと
    の意図もありません。あくまでも参考の資料です。

    東久邇宮稔彦王(戦後初の首相)の曾孫の方々

   東久邇征彦氏 1973/04/03生まれ
   東久邇照彦氏 1979/05/11生まれ
   壬生基成氏  1979/09/22生まれ
   東久邇睦彦氏 1980/11/13生まれ
   壬生基敦氏  1982/05/08生まれ
 
    聡子内親王 ┯ 東久邇宮稔彦王(東久1)
    ┌─ ───┼──────┐
    栗田彰常   俊彦    佳子┯盛厚(東久2)┯成子内親王
    │                 ├──┐       ├──────┬─────┐
    常一             寺尾厚彦   盛彦   信彦(東久3)    壬生基博      真彦
                                      │          ┌┴┐  ┌─┤
                                     征彦       基成 基敦 睦彦 照彦 (この横一列が昭和天皇の曾孫)
    
    ※東久邇宮稔彦王は父系(男系)で崇光天皇(北3代)や後伏見天皇(93代)に辿り付く
    ※聡子内親王は明治天皇の娘
    ※成子内親王は昭和天皇の娘
    
    参考・・・愛子内親王は昭和天皇の曾孫

Q10. 皇室典範に関する有識者会議はどうして旧皇族の復帰を選択肢から外すの
     でしょうか?

A10. 彼らの主張によると、以下の理由のようです。

     1. 旧皇族で父系(男系)となると600年以上前までに分かれている。
     2. 旧皇族では世論の支持を得られない。
     3. 旧皇族を復帰させても男系ではいずれ先細り。

     しかし 1. の理由で皇統外(女系)が認められるのなら、なおさら旧皇族が
     600年以上の隔たりなど関係なく認められてしまいます。というのは A9. 
     で示したように女系でよいのなら昭和天皇にすぐに辿り付く方もいらっしゃ
     るからです。
     (誤解のないように念を押しますが、昭和天皇に女系で繋がるから旧皇族
     に正当性があると言いたいわけではありません。あくまで 600年以上の隔
     たりがあるから皇統外(女系)を認めるべきだという論旨が破綻していること
     を示したいだけです)

     2. に関しても A9.で示した通り理由になりません。

     3. がどういう科学的根拠に基くのか分かりませんが、旧皇族も含めて、皇位
     継承者は 20人ほどいるそうですので、先細りになるとしても何百年先の
     心配をしているのでしょうか?今考える必要はまったくありません。
    
     以上のように彼らが旧皇族の復帰を拒む理由に正当性があるとは到底
     思えません。

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開始日 2005/10/13 最終更新日 2005/11/14