小型衛星まいど1号の運用を終了 9月末まで管制は維持大阪の町工場が中心になって開発し、今年1月にH2Aロケットで打ち上げられた小型衛星「まいど1号」について、開発元の東大阪宇宙開発協同組合(大阪府東大阪市)は5日までに、事実上の運用を終えたことを明らかにした。 組合は宇宙航空研究開発機構に150万円を支払い、衛星の状態を維持するための管制業務を9月末まで続けてもらう予定。ただ、その後の資金のめどが立っておらず、10月以降も管制を続けるかどうか検討中という。 担当者は「運用は成功し、期待通りの働きをしてくれた。まいど1号は寿命がいつ尽きるか分からない状態。できれば寿命を全うするまで管制は続けたい」としている。 まいど1号は高度660キロを周回。搭載カメラによる地球の撮影や、雷センサーによる観測を行った。 【共同通信】
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