直径6メートルの大鍋を使う「日本一の芋煮会フェスティバル」が6日、山形市の馬見ケ崎川河川敷で開かれた。里芋3トン、山形牛1.2トン、コンニャク3500枚など県内食材約4万食分を豪快に煮込んだ。晴れ渡った空の下、来場者はしょうゆ味の秋の味覚に舌鼓を打った。
名産品をPRするため、山形商工会議所青年部などが89年から毎年開催し、今回が21回目。会場には、午前11時の出来上がりを待ちきれず、午前7時から並ぶ人もいるなど長い列ができた。
家族で訪れた同市南館4、会社員、木村仁さん(35)は「たくさん作る芋煮はいつもとは全然違う。日本一の味」と満足そうにほおばっていた。【浅妻博之】
毎日新聞 2009年9月6日 19時17分(最終更新 9月6日 19時27分)