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芋煮が足りない 突然の配布中止に2千人どよめき 山形(2/2ページ)

2009年9月7日5時11分

写真:芋煮の汁だけが残る直径6メートルの大鍋=6日、山形市。小宮路勝撮影芋煮の汁だけが残る直径6メートルの大鍋=6日、山形市。小宮路勝撮影

写真:芋煮が無くなり、払い戻しの列に並ぶ人たち=6日、山形市。小宮路勝撮影芋煮が無くなり、払い戻しの列に並ぶ人たち=6日、山形市。小宮路勝撮影

写真:会場に置かれたアルコール液で手を消毒する人の姿も目立った=山形市馬見ケ崎会場に置かれたアルコール液で手を消毒する人の姿も目立った=山形市馬見ケ崎

 同協議会の飛塚勝さんは「十分な情報統制がとれずに(状況説明や中止の)アナウンスが遅れた」と謝罪したうえで、「もっと早く中止の決断をするべきだったが、大勢の人を前にして簡単に決められなかった」と話した。

 チケットの払い戻しは7日以降も同協議会事務局(023・622・0141)で受け付ける。

 一方で、流行期に入った新型インフルエンザへの感染を予防する動きも目立った。主催者は会場のあちこちに消毒液を設置。芋煮の配布場所で「手の消毒をお願いします」と呼びかけた。来場者の中にはマスク姿の人もいた。

 さらにサッカーJ1モンテディオ山形の選手によるサイン会や芋煮の配布イベントも中止となった。担当者は「感染拡大の予防のため、ファンと触れ合うことをやめた」と説明。代わりに選手5人とのじゃんけん大会が開かれた。(奥田貫、佐藤恵子)

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