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芋煮グツグツ食欲ふつふつ 巨大秋の味、今年も登場 山形
| 巨大鍋で芋煮を調理した「日本一の芋煮会フェスティバル」 |
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直径6メートルの大鍋で山形名物の芋煮を作る「日本一の芋煮会フェスティバル」が6日、山形市の馬見ケ崎川河川敷であり、大勢の家族連れなどが秋の味覚を楽しんだ。
21回目の今回は県内外から約20万人(主催者発表)が訪れた。巨大鍋の中で里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3500枚、しょうゆ700リットルを約3時間半かけて煮込むと、食欲をくすぐる芋煮の香りが湯気とともに河川敷に広がった。
出来上がった芋煮は3万5000食分。ショベルカーですくって小さな鍋に移し、1杯300円の協賛金を払った来場者に次々と配られた。
山形市の最高気温は27.8度。来場者は汗を流しながら味わった。山形市の主婦斎藤恵子さん(54)は「並んで大変だったが、里芋が軟らかくてすごくおいしい」と満足した表情で話した。
2009年09月07日月曜日
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