Sun
09/06
2009
Sさん。
まわりの普通の妊婦さんのベッドには、
夕ご飯の時間ともなると、旦那さんやお母さんがやってきて、
スープや果物などを差し入れたり、楽しそうに談笑していたり、
そんなまぶしい風景が見えてきて、
たったひとり、誰も面会に来ないわたしは
さすがにちょっとばかり寂しい気持ちになりながら、
いつもご飯を食べていたものでありました。
入院一日目。
ご飯を食べ終えて、横になって体を休めようと夕刻の転寝をしていると、
お仕事が終わったよ、とSさんがSMSを下さいました。
お仕事終えておうちに戻られてからのご来訪とのことでしたので
お時間は若干遅めの時刻。Sさんのご到着。ナースに声掛けされ病棟の外に向かうわたし。
ブログでお会いしたSさん。この日が初めてのリアルなご対面でした。
ブログでお見かけしていたままの、素敵な働くママさんという感じのSさん。
なんだか初めてお会いしたって感じがぜんぜんしません。不思議な気持ちでありました。
紙おむつや、ティッシュや、ベビーのお尻拭きコットンや、プラスチックの飲み物ボトルや、
そして、ベビーの爪切りや、
つい去年、ママになられたご経験者さんだからこそ、
色々と気配りしてくださったお品々に、すごくすごく心強い気持ちになれました。
「ちょっと触らせて〜!」
と言って、みぞおちまでパンパンに詰まったおなかを摩って下さったSさん。
「なつかし〜!」と一言。
そっか〜!妊婦が終わっちゃうと、このおなかも終わっちゃうんだもんね・・・
って当たり前の事なのだけど、改めて気づかせて頂いた・・・そんな出来事でありました。
お仕事帰りのSさんだったので、
話もつきませんでしたが、
時間もそろそろ遅くなってきて、
ナースも廊下で話し込むわたしのことをそろそろと戻るように呼びに来たり、
Sさんもご家族が待っていらっしゃるでしょうし、その日は名残惜しいままお別れをしました。
Sさんのご帰還時間、10時半ぐらい。
わたし、その後一旦ベッドに戻り、寝る前の身支度。
やがて寝ようと試み、ベッドに横たわって数十分・・・。
「むむ!?」なんだか下腹部がイタッ!
生理痛の広域版みたいな痛みに襲われる!?
時間は11時過ぎ。
Sさんと楽しくお話してたときは何にも感じなかったこの痛みだったのに。
あの楽しかったお話時間からわずか数十分で、この激変度!?
痛みは気のせいではなく、はっきりくっきりと感じるだけの強さに足りております。
そして気のせいではなく、はっきりと強かったり無くなったりと、
繰り返して満ち干きがやってきているような感覚を覚えておりました。
これはいよいよ来ましたか!!!
すでに消灯も済み、30床の大部屋の、ちょうど中心位置にある
ナースステーション周辺だけ明かりを残した病棟内。
この感覚を抱えたまま一人で暗いベッドに伏しているのが不安になってしまい
体はだるいし痛いし、なのですが、むっくりと起きだして、
ナースのところにこう言いに行ったわたしなのでした。
あの・・・陣痛始まったみたいなんですけど・・・。
(つづく)
夕ご飯の時間ともなると、旦那さんやお母さんがやってきて、
スープや果物などを差し入れたり、楽しそうに談笑していたり、
そんなまぶしい風景が見えてきて、
たったひとり、誰も面会に来ないわたしは
さすがにちょっとばかり寂しい気持ちになりながら、
いつもご飯を食べていたものでありました。
入院一日目。
ご飯を食べ終えて、横になって体を休めようと夕刻の転寝をしていると、
お仕事が終わったよ、とSさんがSMSを下さいました。
お仕事終えておうちに戻られてからのご来訪とのことでしたので
お時間は若干遅めの時刻。Sさんのご到着。ナースに声掛けされ病棟の外に向かうわたし。
ブログでお会いしたSさん。この日が初めてのリアルなご対面でした。
ブログでお見かけしていたままの、素敵な働くママさんという感じのSさん。
なんだか初めてお会いしたって感じがぜんぜんしません。不思議な気持ちでありました。
紙おむつや、ティッシュや、ベビーのお尻拭きコットンや、プラスチックの飲み物ボトルや、
そして、ベビーの爪切りや、
つい去年、ママになられたご経験者さんだからこそ、
色々と気配りしてくださったお品々に、すごくすごく心強い気持ちになれました。
「ちょっと触らせて〜!」
と言って、みぞおちまでパンパンに詰まったおなかを摩って下さったSさん。
「なつかし〜!」と一言。
そっか〜!妊婦が終わっちゃうと、このおなかも終わっちゃうんだもんね・・・
って当たり前の事なのだけど、改めて気づかせて頂いた・・・そんな出来事でありました。
お仕事帰りのSさんだったので、
話もつきませんでしたが、
時間もそろそろ遅くなってきて、
ナースも廊下で話し込むわたしのことをそろそろと戻るように呼びに来たり、
Sさんもご家族が待っていらっしゃるでしょうし、その日は名残惜しいままお別れをしました。
Sさんのご帰還時間、10時半ぐらい。
わたし、その後一旦ベッドに戻り、寝る前の身支度。
やがて寝ようと試み、ベッドに横たわって数十分・・・。
「むむ!?」なんだか下腹部がイタッ!
生理痛の広域版みたいな痛みに襲われる!?
時間は11時過ぎ。
Sさんと楽しくお話してたときは何にも感じなかったこの痛みだったのに。
あの楽しかったお話時間からわずか数十分で、この激変度!?
痛みは気のせいではなく、はっきりくっきりと感じるだけの強さに足りております。
そして気のせいではなく、はっきりと強かったり無くなったりと、
繰り返して満ち干きがやってきているような感覚を覚えておりました。
これはいよいよ来ましたか!!!
すでに消灯も済み、30床の大部屋の、ちょうど中心位置にある
ナースステーション周辺だけ明かりを残した病棟内。
この感覚を抱えたまま一人で暗いベッドに伏しているのが不安になってしまい
体はだるいし痛いし、なのですが、むっくりと起きだして、
ナースのところにこう言いに行ったわたしなのでした。
あの・・・陣痛始まったみたいなんですけど・・・。
(つづく)