フランスの大学で「暴力ゲーム内広告は非暴力ゲームよりも印象に残る」という研究結果が証明されたそうです。海外サイトのTechnology Reviewに、その興味深い内容の調査結果が掲載されています。
“研究者はAdRacerと呼ばれる単純なレースゲームを開発しました。プレーヤーは仮想のコースを運転し、途中でターゲットに接触する事によってスコアが得られます。被験者が運転する最中、ビルボードには控えめな見た目の広告が表示され、その間カメラが目の動きを記録します。そしてプレイ後、各プレーヤーに道の端に示されたブランドを思い出させるテストが行われました。
目標が歩行者となり、画面に血しぶきが飛び散る暴力バージョンをプレーした被験者は、通常バージョンをプレイした人よりも、広告されたブランドを良く思い出すことが証明されました。”
世界最大のプロフェッショナルサービスファームPricewaterhouseCoopersは、今年の8億8600万ドルを値したゲーム内広告産業は、2013年には14億ドルまで上昇すると示唆し、ゲーム内広告産業が今後急成長するとも予測されています。
(ソース: Game politics)
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