「審理」再公開求め署名 酒井被告主演の裁判員映画女優酒井法子被告(38)=覚せい剤取締法違反(所持)罪で起訴=が出演し、逮捕後に最高裁がインターネット配信などを中止した裁判員制度広報映画「審理」(60分)の再公開と保存を求め、評論家の切通理作さんが1日までに、ネット上で署名集めを始めた。 理由は映画監督原田昌樹さんの遺作で「1本の映画として感銘を受けた人々も少なくない」などとしている。署名は最高裁に提出する予定。 「審理」は殺人事件の裁判員裁判を描き、酒井被告は主役の裁判員を演じている。映画「旅の贈り物 0:00発」やテレビのウルトラマンシリーズなどを手がけた原田さんは、がんを患いながら作品を完成させ、昨年2月に亡くなった。 最高裁は酒井被告逮捕後の8月7日、裁判員制度を紹介するサイトでの配信のほか、DVDの貸し出しや行事での上映を中止すると発表した。 署名のサイトは、http://www.shomei.tv/project-1240.html 【共同通信】
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