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【2009.3.1.毎日新聞】 発言席「青年と平和」 創価学会名誉会長 池田大作


 危機の打開へ若き活力を アインシュタインが精神分析の創始者フロイトに「戦争を避ける方途」を尋ねた。答えは明快であった。「人と人の間の感情と心の絆を作り上げるものは、すべて戦争を阻む」「文化の発展を促せば、戦争の終焉へ向けて歩み出すことができる!(浅見昇吾 訳)。すなわち対話によって、心の温かみのある社会を建設することだ。そして文化の創造と交流である。特に良質の活字文化は絶対に護らねばならぬ平和の砦だ。


(株)スペクトラム出版社        (株)花風社         ニキリンコ政府委員  

ノンフィクションライター泉流星     辻井正次理事長        辻井正次CEO  

村上由美先生              アスペルガーの館      アスペ・エルデの会

イルカ・セラピー        名誉毀損原告 浅見昇吾    浅見淳子

子供たちの叫び 」         尾崎ミオ      ノンフィクションライター品川裕香

白井由佳net 白井由佳


「イジメのプロ集団」による執拗な自閉症イジメ、差別は、私達患者や家族が自殺するまで続く。


一度目 4月6日月曜 二度目 4月19日日曜 三度目 4月27日月曜 四度目 5月8日金曜 五度目 5月17日日曜 六度目 5月18日月曜 七度目 5月19日火曜誰かの誕生日 八度目 5月20日水曜 九度目 5月21日 木曜 10度目 6月4日 木曜 11度目 6月9日火曜 その他、ランキング外しは日常。 一度目は2カ所同時削除


ブログの通報による表示停止は、人間に生きる意欲を無くさせる為のナチスの拷問に則ったものだそうです。自閉症の患者であることが、ナチスに於けるユダヤ人と同じというのは、自閉症をネタに金儲けをする人間らしい、非常に象徴的な事実です。 法廷で頑張ります

花風社には電話が繋がらなくなった。非通知で掛けても繋がらない。なんで?

自閉症マニア・自閉症アスペルガー症候群研究所 本部-自閉症アスペルガー症候群研究所           自閉症マニア・自閉症アスペルガー症候群研究所 本部-偽アスペと呼ばれる山岸徹
本部 愉快犯による7度の放火により改築に次ぐ改築現在の姿    「偽アスペ」と言われる私山岸徹


自閉症、アスペルガー症候群と疑うならクリック


子供が自閉症と診断された人が初めに読むところ クリック


2002年 自閉症カンファレンス 講演 山岸徹

2002年 自閉症カンファレンス 寄稿 山岸美代子

2002年 自閉症カンファレンス 寄稿 山岸徹

2004年 東京都通所研究会 講演 山岸徹

2004年 東京都通所研究会 寄稿 山岸美代子

2004年 「自閉症と発達障害研究の進歩」2004/Vol8 寄稿 山岸美代子


自閉症マニア・自閉症アスペルガー症候群研究所 ランキング課  休止中

自閉症マニア・自閉症アスペルガー症候群研究所 特捜告発課  アップしました

                   

「新潮45」2003年2月号によると

診断・判定を受けた約1千人の患者のうち(診察ではない)、結婚年齢に達している成人の「アスペルガー症候群」の人も20~30人。約半分は大学を卒業、中退者を含めると7割に達し、大学院まで進学した人も少なくない。
ただし、このうち就職している人は3人、結婚できた人は1カップル(「アスペルガー症候群」同士での結婚)しかない。

この文章の中での、就職している3人のうちの2人、結婚できた1カップルとは、私達夫婦の事である。


メールはこちら  risco002@yahoo.co.jp

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2009-09-06 09:46:46

むき身 (復元記事)

テーマ:SAMの欠陥

さて、「SAM」が確立し、「自己」を認め「自己意識」が目覚め、「防衛機制」が働き始めた、定形発達と、「SAM」が欠落しながらも、知能で疑似的な「SAMもどき」で、自分の行動を確認し始めた自閉症を比べる。結果としての「防衛機制」は、ありとあらゆるところで、無意識に自動で働き、「自己意識」を強固に守る。


クソチンコとか、畠山静香のように、例え現実に人を殺していても、裁判官に「死刑にして下さい」と訴える事をしていても、尋問されると、人を殺した事実は無かったかのように証言してしまう。


自分でも、分かっている。しかし、敢えて尋問されると、違う事を言ってしまう。しかし、事実は意識下で「知っている」から、死刑を自ら求める。証言内容と自ら求めている事に矛盾があっても、構わない。平気で事実をねじ曲げてしまう。当然、これは「SAMが肥大」してしまった、「変質者」のケースだが、これこそが、定形発達の「防衛機制」の力の強大さ、を示す例となる。つまり、定形発達は、きちんとした「心の鎧」を身に付けて、社会生活を送っている。しかし、自閉症は、その「鎧」も「殻」も持たない。「むき身のエビ」が、海を泳いでいる様なモノだ。だから、直ぐエサになってしまう。定形発達でも、防衛機制の力が薄れ、鎧の(株)とを脱いでしまったり、殻が剥げ落ちたりする事がある。これが、鬱病で、普段殻を持っていたからこそ、その無力感、絶望感は増大し、自殺してしまう。同じ鬱病でも、生まれつき、鬱病予備軍だった「殻」を持たない自閉症は、その分、鬱に強いのかもしれない。それでも、横浜のヤマト運輸に勤めていた、自閉症の青年は、仕事を干されて自殺してしまった。(追記:偶然この事件は、平成21年9月3日(木)和解解決)きっと予兆があっただろうに、良い脳機能薬に巡り会っていれば、防げただろうに。残念な話だ。


2008/2/28(木)のブログ    復元記事

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2009-09-05 09:37:26

不思議ちゃん (復元記事)

テーマ:SAMの欠陥

ひきこもりの男女比を見ると、圧倒的に男が多い。(実は、古代より男は女々しい。女より女っぽい事が分かってる)では、「自己像が肥大」した女はどうしているか。「不思議ちゃん」になるんだよ。彼女達は、生まれて直ぐから「周囲と違和感」を持ち、「普通ではない」事を知ってしまう。当然周りの人間にも、認知できる様にするには、「不思議ちゃん」になるのが相応しい。こうして、「皆が認める不思議ちゃん」になる。当然その正体は、「天才(サバン)」が相応しい。この辺は、皆、同一の主張をする事、且つ「違和感」「普通ではない」と言う象徴的な言葉を使う所が、面白い。生まれて直ぐに「違和感」を持つ。これは、おそらく「SAM」が完備する18ヶ月~22ヶ月の頃からだろう。「違和感」を持つには、「自分」の存在、「自己」に気付かなければ出来ない。つまり「SAM」が確立した証拠だ。そして、「普通」じゃ無い事に気付く。これは、「自己」がしっかり確立し、「他者」との区別、比較対象化して、初めて「普通じゃない」と気付く。  素晴らしい!!!!此こそ、「心の理論」の確立の過程を、見事に表している。「私(自己)」があって、「母」「他者」が居る。「母」が「私」を見る。「他者」が「私」を見る。「母」「他者」が「私」を見る。「みんな」が見る「私」を「私」が見る。「みんなが見た私」と「私が見たみんな」を比べる。その結果、「普通じゃない」と「私」が「感じる」事を、「私(自己)が知る」。  素晴らしい!!!!!!!これこそ「三項表象」の最も高度な使い方だ。そもそも、クソチンコが出てきた時に、余りの馬鹿馬鹿しさと、怒りで、病院に駆け込み、おかげで、私が、アスペルガー症候群の診断を受けてしまった。クソチンコの馬鹿馬鹿しさを追求してたら、図らずも「定形発達」の状態と、「自閉症」の驚く程の違いを、知る事が出来た。こう考えると、「ニキリンコ、泉流星」と言うのは、研究者の質を見極める、「踏み絵」そのものだ。ウエックスラーのテストより、早く確実だな。詐欺師に、詐欺を止めろと説く事は出来ないから、せめて使い道を考えよう。


2008/2/27(水)のブログ    復元記事

復元コメント:

はじめまして、

ここへ来るとほっとします。

自分はASではありませんが、ドナウイリアムズの三部作にはとても興味を惹かれました。

自分で自分を語れる自閉症者という考え自体が非常に新しいものであるせいか、ネット上には、まるでASは超人だといいたがっているような、自称ASが増殖中のように思います。特別支援教育のせいで、医者もみずまし判定をしているように思えます(医者を全部疑うわけではありませんが、患者の自己申告に基づく判定が基礎資料になるうえ、医者もいろいろだと思いますので)。           【投稿者:芋環 2008年2月29日(金)15:50】

うつ病が精神病としてあまりおおっぴらに口にできなかった時代にくらべ、どうどうとうつを口にできるようになった今、うつ病のふりをする、もしくは自分で勝手に判断して納得し、まわりも納得させようとする、自称うつがおおぜいいるようです。医者は見抜けず薬をくれると思います。

それと似ているような気がします。                   【投稿者:芋環 2008年2月29日(金)16:01】 

2009-09-04 06:51:22

言い訳 (復元記事)

テーマ:SAMの欠陥

定形発達で、自己像が肥大してしまった人。「自意識過剰」「SAMの肥大」してしまった人。この人達は、とにかく自己像が傷つくこと、此が最も嫌な事なのである。そして、自分自身も「無意識下」で良く分かっている。外見も、能力も簡単に分からない「ネットの世界」に執着するのもその結果だ。しかし、自分自身ではどうにも出来ない。この辺は、「斉藤学先生」が日本一の名医だ。そこでどうするか。原因を外に求める。生育環境であったり、苛めであったり、とにかく自分が満足すればいい。最高の言い訳が「生まれつき」。  そうだ。アスペルガー症候群であれば、生まれつきだし、生まれつきコミュニケーションに障害があるから、今までの学校生活で、上手く行かなかった、全ての責任を「生まれつき」のせいに出来る。自分のせいじゃない。どうだ。最高の理由だろ?名古屋(静岡)の精神科に来た、バカ医者が「16才以上は敢えて診断を下さない」方針を取り、「引きこもり」で「自意識過剰」の連中を集め、「アスペサポーター」として集団化させ、何かに利用したんだ。彼らは、自己意識が非常に高く、自己評価も異様に高い。自分こそ「サバン(天才白痴)」にふさわしいと考えて居る連中だ。サバン症候群は、世界に11例だかしか居ない奇妙な人間だ。(NHKでは何故か100人居ると過剰放送してたな)ところが、森口奈緒美の「変光星」の後書きを読んでごらん。森口が出版してから、彼女は、日本国内に居る色々なサバンの連中と、知り合いになったそうだ。オレは、日本にサバン症候群とされた「人間」が居たことに、驚いた。居たんだね日本に。こうやって、「アスペごっこ」をやっている連中が、山程居て、しかし、この「ごっこ遊び」は、アスペルガー症候群には出来ないと来ているから、なんか可笑しいよね。さらに、この「ごっこ遊び」に、「幻覚を見るアスペルガー症候群」という、日本以外では考えられない、特異な症例を作り上げ、「統合失調症」の人間まで、アスペルガー症候群に取り込もうとする連中まで居る。商売相手は多い方が良いからな。   とにかく、オレの周りには、昔からオレの真似をする奴が居た。そして、そう言う奴に限って、真似をしていながら、オレのことを何とか排除しようとするんだ。この力関係は、ネット上でも現れているから、本当に不思議だ。


2008/2/26(火)のブログ    復元記事

2009-09-03 07:49:27

SAMの肥大 (復元記事)

テーマ:SAMの欠陥

此処で、定形発達の話をする。人間は、生きていく為に、自分自身の不都合は、無意識下、自動的に捨て去る。これは、「防衛機制」というモノの働きによる。自分自身を守る殻、鎧の様なモノだね。発達障害が、SAMと防衛機制によって見る、「自己像(自己意識)」は、実際、現実よりも少し能力を高く見る。だからこそ、人間は努力する訳だし、自分が見る「自己像」と、現実の立場が、一致する様に頑張る。これが、所謂彼らが言う「明るい未来」だ。ところが、現実の自分と、自分が思い描く「自己像」が、かなりかけ離れている人間が居る。彼らは、現実には、「能力的に実現不可能な自己」を持ちながら、しかし、かけ離れた「理想の自己像」を持つ。また、現実に社会に出ると、「理想の自己」を到底実現出来ない事も、無視意識下で分かっている。此の場合どうするか。「理想の自己」を守る為に、「引きこもる」事を選ぶ。実際に社会と接触しない事が、「自己像」を傷つけない最も効果的で、確実な方法だからだ。虐待的状況から、必死に自分自身を守ろうとする。極限まで行くと「防衛機制」の働きで、自分の中に「別の自分」を作り出す。 これが、多重人格だ。多重人格は、「防衛機制」が有るが故の出来事で、自閉症は、多重人格になりたくても成れない。「防衛機制」を働かせる「SAM」が無いからね。即ち、アスペルガー症候群で多重人格で、さらに幻覚を見る藤家某を、教材に掲げる佐賀の、服巻智子(それいゆ)のお間抜け振りが良く分かる。トニーアトウッドと仲良しでも、メジホフ先生とお友達でも、能力とは別だ。それで、「心の理論」を説くんだから、恐怖だよ。クソチンコや、泉流星、まあ同一人物だから、浅見淳子も一緒だけど、こいつらは、ドナウイリアムスの「比喩」を誤解して、多重人格だと思い込んで居るんだな。あれは、文脈を克明に読めば、比喩であることが分かるんだけど、定形発達の連中は、「自閉症は比喩が出来ない」と言う。しかし、不思議と私達が「比喩」で表現すると、彼らは、「比喩」と受け取らずに、事実として誤認する。この辺は、別の機会に突っ込む必要がある。


2008/2/25(月)のブログ    復元記事

2009-09-02 08:43:52

研究?してるの? (復元記事)

テーマ:SAMの欠陥

此処で、繰り返すと、18ヶ月~22ヶ月で「SAM」が出来上がる。自分の事、自分の存在に気付く(自己意識)。自己を意識する事で、自分を自動で守る能力も備える(防衛機制)。言葉の概念も理解し始める(中枢性の統合)。と言う事なんだ。これを経ないと「ヒト」にはならない。自閉症、アスペルガー症候群とは、18ヶ月で分化した、別種の個体なんだ。今月の話には、出なかった中枢性の統合(セントラルコヒーレンス)防衛機制、が突然出てきたが、「概念化」の作業の時に、「楽しい事」や「悲しい事」に、記憶が自動的に集まって纏まる。くっつくと表現した方が良いかな。その、自動的にくっつく能力、が「中枢性の統合」なんだ。だから、まさしくアトウッドや、バロンコーエンや、ウタフリスが言っている事は、重層的に複合的に影響し合っている事が分かる。ウタフリス、バロンコーエン、アトウッド等は、それぞれ別の切り口で、しかし、同じモノを追求しているのが良く分かる。名古屋の**や、辻井、大阪**の**を始めとする、日本のお間抜け自称研究者とは、エライ違いだね。彼らが大好きで、彼らのシンパも大好きな、フランシス・ハッペは、きちんと自著の中で、「自閉症者は、幻覚や妄想など精神病の陽性症状を呈しえない」と書いてるんだよね。何処読んでるんだ?ちなみに、ハッペの本は良い本で、この書籍については別の機会に。


2008/2/24(日)のブログ    復元記事

2009-09-01 11:23:15

概念 (復元記事)

テーマ:SAMの欠陥

22ヶ月でSAMが形成されると、その事で、自己を認識し、コミュニケーションツールである、言葉を加速度的に理解する。言葉とは、コミュニケーションツール、つまり、コミュニケーションの道具だが、その知識だけではなく、使い方も身に付けると言う事だ。自閉症だって、知能が高ければ、言葉を憶える。しかし、此の場合「知識」としてだけで、厳密に使い方をマスターしたかと言うと、違うのだ。22ヶ月の時点で、明確に「SAM」「自己意識」が出来上がった子供は、親の呼びかけにすぐ反応する。自閉症児の場合は、その名前(自分を呼ぶ声)を聞いても、「自分の事」と明確には理解していないのだ。自己に目覚め、言葉を憶え始めると、その言葉の「概念」も理解し始める。(此は定形発達の話)お菓子を貰った→うれしい 服が汚れた→悲しい 海に行った→楽しい 玩具を忘れた→つまらない この概念を、僅か22ヶ月過ぎから、理解し始めるのである。大人になっても、概念を理解出来無い自閉症とは、エライ違いだ。と、言う事は、既に22ヶ月の時から、彼我の差は開き始め、青年になった時には、当然ながら、理解の範囲を大きく逸脱した存在であるのだ。定形発達の連中が、こちらを理解出来ないのは構わない。何故なら、ほとんどの定形発達の人間が、私達自閉症と接触する事が、無いからである。ところが、こちら側、自閉症の側から見るとどうだろう。自分と彼らは、同じ人間であり、いつの日か分かる時が来る。そう信じて、或いは、そう言いくるめられて、忍の一字、必死になって「ヒト」の中でもがき苦しむ。若い内は無理も利いた。しかし、もう無理は利かない。「何故だ。何故これ程社会とは住みづらい」実は、私達自閉症は、22ヶ月で成長が止まった、人間の皮を被った猿だったのだ。


2008/2/17(日)のブログ    復元記事

復元コメント:

初めまして。

昔のサイトの時は「過激な文章だなぁ」と思いましたが、今こうやって分析しているのを読むのは楽しみです。私も他人から見たら些細な事を分析するのが好きです。(自閉ネタが些細なのではなくて、私が分析好きって事です)

以前私の娘が2才の時に「娘に社会性で負けた!ガーン!」と感じた事があったのですが、なるほど、22ヶ月ですか!納得です。                       【投稿者:さるたこ 2008年2月18日(月)00:54】

2009-08-31 19:42:17

目で見た世界 (復元記事)

テーマ:SAMの欠陥

このモニターを、椅子に座って見ている状態を、よく考えて欲しい。あなたは、「目」を通して、パソコンの画面を見ている。モニターの手前にはキーボード。そして、自分の手も見えているかも知れない。あなたが、今感じている現実とは、今あなたが、目から得ている情報により、成り立っている。自閉症である私は、今私が感じている私の状況は、現在見えている画像(目からの情報)だけである。まさしく、見た通りが、私が感じている世界だ。目ヤニが付いていようと、無精ヒゲであろうと、髪の毛が逆立っていようと、全く関係無い。今、お客さんが来ても、平気でそのまま出て行く。私には、私の外見が見えないから、関係無い。ところが、(これからは、私は定形発達では無いので、推測)「SAM」が完備している定形発達は、常に、外側から、(仮想、バーチャルとして)パソコンを見ている「自分」、お客が来た時、ドアから顔を出した「自分」を、頭の中に作り上げている。(一瞬に浮かぶ)この、頭の中に「自己像」を作り上げる力、能力が「SAM」である。その頭の中に出来上がる「自己像」とは、画像なのか、言葉としてなのか、何かもやもやした物なのかは、分からない。(何故なら、私は定形発達では無い)ただ、そういう、「自己像」を反映する物が存在するのだ。例えば、パソコンに膨大な情報を入力する。これは知識だ。パソコンにカメラを接続する。これは、目から入る情報だ。では、パソコンは人間か。パソコンに「自己」はあるか。パソコンには「自己意識」が無い。自分を自分であると認識する「SAM」が無い。だから、自己意識を持ちようが無いのだ。自閉症と同じだ。もし、パソコンが「自己意識」を持ったらどうなるか。自分の存在を知り、自分で自分が知らない事を学習する。学習を始めれば、成長を続け、人間の及ばない知能、能力を持ち、遂には全宇宙を支配出来る、知能と力を持つ事が出来る。よくSFにあるパターンだが、それ程「SAM」「自己」「自己意識」とは高等であり、解明が難しい物なのだ。自閉症(サバン症候群)の特異性は、その記憶力の強さに見られる。しかし、いくら「記憶力」が優れていても、その能力がスーパーコンピューターに匹敵しても、「SAM」が完備した、定形発達には到底敵わないのだ。


2008/2/16(土)のブログ    復元記事

2009-08-30 07:12:46

SAMと自己意識 (復元記事)

テーマ:SAMの欠陥

人間の発達(自閉症)に興味を持つと、SAMとは、切っても切れない。それ所か、人間そのものを考えるのにも、自閉症を考えるにも、SAMを起点とすれば、すべての説明が付く。しかし、その説明は、なかなか難しく、簡単に分かる物では無い。同じ内容でありながら、何とか切り口を変える事で、私自身もまた、一から勉強し直してみよう。人間が生まれた時は、未だ皺々の猿の様なモノだ。それが、何処で人間に変わるのか。人間の発達については、多くの研究者が、素材を提供してくれる。それを理解する事で、初めて自閉症も理解出来る。子犬でも、子猫でも、小猿でも、鏡を見ると不思議そうにする。時には、鏡の裏側に回り込み、そこに何かが居ないか、探す仕草をする。人間でも同じ。18ヶ月以前の幼児は、未だSAMが芽生えて居ないので、動物と同じ反応をする。どころが、22ヶ月を過ぎた幼児の、鼻の頭に気付かれない様に色を付けると、鏡を見て、すぐに自分で拭こうとしたり、親に取ってとせがむ。これを、「自己の確立」と言う。自己を確立するには、SAMが要るのだ。自分が、目で見た世界だけなら、自己(自己意識)は存在しない。小猿を始め、動物は、自分が見ている世界だけだ。ところが、その世界を「見ている私」と「同じモノを見ている母」そして、「一緒に見ている、母と私」この状態を知るには、SAMが無ければ、理解出来ない。18~22ヶ月で、SAMが芽生えると、先ず自分の存在に気付く。そして、自分に名前が有る様に、物にも名前が有る事に気付く。だから、18ヶ月~22ヶ月を過ぎると、突然、言葉(名前、単語)に目覚め、語彙が急速に増えるのである。この時点で、自閉症はSAMが芽生えていない。だから、言葉の持つ重要性、必要性を、「生理的」に感じないから、「言葉の遅れ」が起きる、と言う事が、上記の、定形発達の発達の仕方を知れば、すべて納得が行くだろう。SAMを持つ定形発達の子供が、自分に名前が有り、物に名前が有り、言葉で相手と意思疎通出来ると「知った」その同じ時、自閉症は、親や他の人間が、発する言葉が、「意思疎通の道具」だとは気付かず、全く興味を示さ無いのである。知的な遅れを合併するグループは、そのままであるが、知能に応じて、毎日同じ鳴き声を出す奇妙な動物が、自分の「親」と言う物であると「察し」いつもこちらを向いて鳴く声を憶え、それが「自分」の事であると「察する」のである。2才から4才と大きく遅れながら、言葉らしきモノは記憶した。その使い方も、少しは憶えた。しかし、人間には、言葉で表さない言語、(これをメタ言語と言う)を、大変多く用いるが、その、言葉で表さない言葉迄は、到底マスター出来ず、家族の中でも一人、仲間を「察しない」動物が、そこに誕生したのである。自閉症、つまり私は、人間の格好をした動物なのであーる。


2008/2/15(金)のブログ    復元記事

2009-08-29 07:17:41

自己 自己意識 SAM (復元記事)

テーマ:SAMの欠陥

自分の存在、自閉症、「自分」について考えると、人間の成り立ちについて、考えざるを得ない。すると、動物の状態である乳児から、「ヒト」へ変化する様について考える。こうして、初めて、自閉症のなんたるかの、端緒に辿り着けた様な気がする。これ迄、此を読む人が、どの様なレベル、どの様なバックボーンを持って、どの様なスタンスで、これらを読むか分からないので、かなり自制していたつもりだったが、書く事で、私自身の理解が深まる事が、分かったので、自分の為に、今月は、「自己」について書き始めようと思う。


2008/2/2(土)のブログ    復元記事

復元コメント:

山岸氏の書いてあるものを読むと、「ああ、そうだったのか」と認識することがあまりに多いのに気付きます。是非、「自己」について書いて下さい。でも、くれぐれもご無理のないように。

私も年末あたりからずっと、抑うつ症状が仮面鬱的様相と呈してきていることに、やっと気付きました。

今日はクリニックへ行く日なので、主治医と相談してきます。      【投稿者:笛 2008年2月6日(木)12:32】

2009-08-28 07:32:14

SAMの欠陥 8 (復元記事)

テーマ:SAMの欠陥

SAMについては、自閉症の根幹を為す重要な項目だから、もっと書こう考えて居たのだが、話が難しすぎて、なかなか具体的な話に持って行けないのと、18ヶ月でSAMが出来、「自己」を持ち始めた、定形発達と、片や22ヶ月で、SAMが出来るはずが、出来ずにそのままの自閉症。つまり、アスペルガー症候群との、厳然たる違いについて書いたので、後は皆さんの理解力頼みだ。大体、このジオログの記事タイトルについても、まあ、楽しみながら付けては居たが、毎回変えなければいけないと、思い込んでいたが、考えて見れば、共通のタイトルにして於けば、後から検索が楽じゃん。ホントに馬鹿だね。全然気が付かなかったよ。(幸い、このブログは、テーマの入力が出来る)さてさて、定形発達と自閉症の差、或いは、私達本人もそうだし、研究者もそうなんだけど、想像以上の、想像出来ない程の差、溝、相容れないモノがどうもありそうだ。この辺はコミュニケーションの話として、話を繋ごう。


2008/1/20(日)のブログ    復元記事

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