レトロ電車館〜愛知池〜鶏石〜あいち海上の森センター〜瀬戸蔵 (2007(H19)/2/16)

ロードバイクを持ち出してサイクリングに行って来ま した。
主目的は、平針の「運転免許試験場」。運転免許証の更新です。日曜日に行くという手もあるのですが、エイヤと有給休暇を取りました。
自宅から東進して本郷から南下、約1時間。免許の更新は、非常に簡単。
受付で手数料を払って、住所氏名を記入して、視力検査して、書類を提出して、写真を撮って、講習を聴いて、新しい免許証を受け取って、ハイ終わり。配布さ れた資料は、「交通の教則」「安全運転」安全運転テキスト&ガイド」「安全運転自己診断」の4つ。

運転免許証の更新の後、折角ですから、赤 池にある名古屋市交通局の市電・地下鉄保存館「レトロ電車館」へ行って来ました。親子連れが数組。
東山線・名城線の線路脇の集電器はこうなっていたのか とか、東山線の運行の司令所のパネルとか、昔の市電の運転席に速度計が見あたらないとか、二両連結の市電の連結部にまたがって喜んでいた記憶とか、そこそ こ楽しめました。
鉄ちゃんには、たまんない施設なんでしょうね。滞在時間、約30分。

   

東進して愛知池へ。中部電力の人材開発セ ンター脇を抜けて、愛知池の北端を右手に見つつも愛知池に近づくルートが判らず。
東名高速に沿った道を南下し(登り下り)愛知大学の手前を西進。東邦のグランド脇から愛知池に近づく道を見つけて入り込むも柵に施錠。
戻って西進を続け愛知池運動公園があったので入り込むも、愛知池には近づけず。
また戻って、西進を続け愛知用水総合事業部に入り込むも、車道にも歩道にも柵があり、自転車を入れさせないぞと言う意志がヒシヒシと伝わってきます。
この時点で嫌になっちゃいました。それを乗り越えてまで入ろうとは思いませんでした。
写真だけ撮って退散。
西進して突き当たりの三叉路を北進。向かい風の登り坂を超えて、米野木の交差点へ戻って東進。
愛知池の周りの周回道路、気持ちよさそうだったのですが。自転車にも解放してくれないものでしょうか。

更に東進して日進は田籾町の「鶏石」へ。
親父は三河は足助の出身です。私が小学校低学年の頃、名古屋駅から足助へ向かう名鉄バスがあり、年に1度ぐらい乗せてもらったのです。
そのバスには車掌さん(女性)が乗っており、鶏石の辺りへ来ると、いわれをお話ししてくれました。ちょうど眠くなる頃だったので聴きそびれることもありま したが。
田籾町の三叉路からちょっと東、県道58号線の脇。通り過ぎてしまいそうなところです。
鶏石のすぐ東にガードレールの隙間があり、入り込めます。
「岩の鶏の鳴き声を聞こうと思い、そうっと早起きをするようになった。」のね。私は、本当に石が鳴いて皆が起きていたのだと思いこんでいました。
大井橋からR155を北上。上り坂と向かい風でヘロヘ ロ。上之山町のコンビニCOCOで焼きたてパンの昼食。

愛・地球博の瀬戸会場の跡地、海上の森の 「あいち海上の森センター 」へ。
再整備されたのは知っていたのですが、コンビニ休憩の途中で思い出して向かいました。
本館にちょっと入って、1階の展示スペースを見学してから遊歩コースへ。
遊歩コースの入口はフェンスの扉を抜けていくことになりますし、いきなり急な階段。めげずに進むと「窯の歴史館」。
更に進んで「繭玉広場」。もう愛知工業大学のすぐ北側です。
更に進むと「物見の丘」への北コースと南コース。これは周回コースになっています。私は北コースで「物見の丘」まで行って南コースで「繭玉広場」へ戻りま した。
  
「物見の丘」では木造の展望台へ。北は菱野団地から瀬戸市街方面、東はデジタルタワー〜名古屋駅前のタワー群〜東山のタワーと見晴らせました。南は愛知工 業大学、東は猿投山です。
遊歩コースは里山歩きの雰囲気を残す程度に整備されて おり、迷うことはありません。自然にコース通りに歩けます。大きめの石でコースを造ってある部分があるのですが、正直、歩きにくい。ウッドチップの方が好 きです。私は。
途中で、散策している小母さん方に出会い、「窯の歴史館」から遊歩コースの入口へ戻ったところでは、山歩きの団体に出会いました。遊歩コースの入口が判ら ず迷っていたようで、コースを訊ねられ教えてしまいました。私も初めてだったのに。
本館と散策コースで約1時間。散策コースを歩いていたら、腿が攣りかけてしまいました。しかも両足。

北上して「瀬戸蔵」。何度見ても素敵な施設。ここの瀬戸蔵ミュージアム、雰囲気が好き なんです。
自転車置き場は、建物の東側。屋内。ここに自転車を止めて北側にぐるっと回り込んで正面玄関へ。
正面玄関を入るとお雛様のピラミッド。おぉっ。
2階に上がって、瀬戸蔵ミュージアム。瀬 戸電を見て(瀬戸電の運転席にも速度計が見あたらなかった。何故だろう)、モロと窯。窯の奥には割烹着が洗濯されて干してあるし、窯の取り出し口には扇風 機が当てられている。こういう町の雰囲気がそのまま展示してあるのが、私的には高評価です。
企画展として、陶製の灯りと染め付けの便器が展示されていました。良い雰囲気。瀬戸蔵の中のトイレを借りましたが、染め付けがされていました。ごだわって るねぇ。
  
上の階に上がって瀬戸焼の歴史。その奥からは再現してあるモロや尾張瀬戸駅が俯瞰できます。ここの眺めが好きなんです。その後、瀬戸染め付け焼きの巨大な 壺を愛でて下の階に戻ります。慣れてしまったコースですが、約1時間。

西進して帰宅。
ウエアは、上が半袖下着にmont-bellのアンダーウェア(ジオラインのミドルウェイト)、WIZARDのウインター・ジャージ、通勤にも使っている スポーツオーソリティのウインドブレーカー。下がWIZARDのトライ・キュービック・タイツにmont-bellのフリーライドパンツ。グローブはホー ムセンターで仕入れた冬用作業手袋。
ちなみに、今後5年使う免許証の写真、WIZARDウインター・ジャージとスポーツオーソリティのウインドブレーカーで写っています。なんじゃらほい。
走行距離69.35km、走行時間3:25:47、平均20.2km/h、最高47.6km/h。