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2009/09/04 11:57 KST
サムスンの携帯電話、フランス市場でトップ独走


【ソウル4日聯合ニュース】サムスン電子の携帯電話がフランス市場でトップを走っている。

 市場調査機関のGfKが4日に明らかにしたところによると、同社の携帯電話は8月中旬(第34週)にフランス市場シェア43.7%と、過去最高を記録した。1位のフルタッチスクリーン型携帯「スター(S5230)」をはじめ、6製品が10位内に入った。

 同社は1999年にフランスに進出後、2005年から1位の座を守っている。フランス市場でのシェアは2004年が14.6%、2005年が21.2%、2006年が23.6%、2007年が29.0%、昨年が30.7%と伸び続けている。ことし7月には月間ベースでも過去最高の36.1%を記録した。

 フランスをはじめ欧州市場で1位を占めた「スター」は、過去最短の発売4カ月で累積販売台数500万台を突破した。この調子が続けば、11月には1000万台の大台に乗る見通しだ。

 サムスン電子の携帯電話がフランス市場でシェアトップを獲得できた秘けつとして、文化マーケティングに集中したことが挙げられる。同社はフランス法人の役職員の95%以上を現地で採用し、サッカー選手や歌手、シェフら有名人に自社製品を使ってもらい、初期の市場開拓で大きな効果を上げた。また、移動体通信キャリア3社が市場の70%以上を占めるなどサービス事業者中心の事業環境で、事業者との緊密な関係作りに専念し、一歩先を行くサービスを提供したことが功を奏した。

 フランス法人関係者は、「フランス人は未来を見るにはサムスンを先に見ろと言っているほどで、携帯電話を中心にサムスンの製品がブランド品として根を下ろしている」と話している。

サムスン電子の「スター」=(聯合ニュース)

japanese@yna.co.kr