中山常之容疑者(本人のブログから)
警視庁組織犯罪対策5課は4日、覚せい剤取締法違反(譲渡)の疑いで、東京都渋谷区、俳優中山常之容疑者(26)を逮捕した。中山容疑者は5歳からモデルとして芸能活動を始め、歌手で俳優のピーター(57)(池畑慎之介)の“付き人”も務めていた。
同日夜、ピーターは文書を発表し、ファンや関係者に向けて謝罪する一方、「報道で(逮捕を)知り、心臓の止まるほどビックリしております。私自身頼りにし信頼していたスタッフだったので、信じたくない気持ちでいっぱいです」などと沈痛な心境を述べた。
ピーターによると、中山容疑者は約5年前から芝居やディナーショーの裏方を務め、半年ほど前にピーターの「パーソナルマネジャー」の肩書で、個人オフィスの名刺も作っていた。
9月1日には埼玉県大宮市で40周年記念公演のスタッフを務めたばかりで、ピーターは「とにかく、真実を知りたいです。常くん、どうしちゃったんですか…?と本人に問いかけたいです。いつもの笑顔で『ピーさん、おはようございまーす!』と仕事場で会いたいです」と、“身内”の逮捕が信じられない様子だ。
中山容疑者は自身のブログでピーターを「芸能界の母!じゃなくて父!じゃなくてマパ!!」と紹介。最近は俳優として舞台やミュージカルを中心に活躍していた。