長岡市は3日、同市寺島町の電子部品製造会社「ジェイティシイエムケイ」の工場跡地の土壌から、基準値を超える有害物質のフッ素と鉛、ヒ素が検出されたと発表した。
同市によると、同社の閉鎖に伴い、共同出資会社で土地と建物を所有する日本たばこ産業が土壌調査を実施。その結果、フッ素が基準の1・3倍▽鉛が同22倍▽ヒ素が同1・5倍の値で検出された。原因は調査中。9月下旬にボーリング調査を行い、詳しく調べるという。同市は周辺2423世帯に井戸水を使用しないよう呼びかけている。【長谷川隆】
毎日新聞 2009年9月4日 地方版