ステーキレストラン「ペッパーランチ」の角切りステーキを食べた人がO−157とみられる食中毒の症状を訴えていることが分かりました。感染の疑いがある人は全国7店舗で食事をした9人に上るということです。
「O157と疑わしき結果が出ました。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」(ペッパーフードサービス 一瀬邦夫社長)
「ペッパーランチ」を展開するペッパーフードサービスによりますと、O−157によるものとみられる食中毒を発症している人は、東京都や奈良県、山口県など全国6都府県の7店舗で食事をした9人だということで、厚生労働省などによりますと、山口県の店舗で食事をした4人はO−157による食中毒と確定しているということです。
9人全員がペッパーランチで「角切りステーキ」を食べた後、O−157によるものとみられる食中毒を発症したということで、現在の症状は「分からない」ということです。
「角切りステーキ」は、岐阜県の取引先「大垣食肉供給センター」で製造されているということです。ペッパーフードサービスは「角切りステーキ」の販売を4日から中止していて、「今後は保健所の指導に従っていきたい」としています。(05日17:21)