仕事に関する愚痴です。
ここで吐き出して楽になる魂胆なので、人の愚痴を聞きたいという奇特な方以外は開かないように!
病院に勤務を始めて3年が経ちます。
500床程度の中型病院ですが、診療時間内だけで毎日約1500人の患者が来訪します。
これはいいのです。診療中なので、沢山来て下さっていいのです。
だ・け・ど!
8:00~17:00が診療時間である当院は、17:00から夜間救急診療となります。
夜間救急診療の目的は
翌日の診療時間を待っていては命に関わる患者の応急処置
であり、
自力で歩ける程度の軽症患者を診察するためではないのです。
夜間では専門医が常駐しているわけでもなく、研修医を含む2人の医師、2人の看護師、2人の検査師で回しているのです。 そのような中で、真夜中にも関わらず、50人を越える人数の患者が夜間に来院します。 そして、その9割・・・いえ、9割9分が夜間に来院する患者として適切ではありません。
擦り傷・打撲
鼻風邪
腰痛(症状によっては命に関わる可能性もあり。)
軽度発熱
飲みすぎを装って救急車で搬送(ホテル代わりに使うつもりでしょうけど、検査結果で嘘ばれますヨ。真夜中でも追い出します^^)
などなど。
もちろん自分の体を心配して、あるいは家族の方の体調を按じて・・・。というのは当然いい考えだと思います。
でも外来待合室での会話を聞いていると、とてもそんな風には・・・。
「やっぱり夜間は空いてていいわね~」
「白癬菌症(いわゆる水虫)が痒いから俺もかかろうかな」
「予約してたんだけど、日付忘れちゃってさぁ(笑)」
医療人がこんなこと言ってはいけないのでしょうが、言っちゃいます。
迷惑です! 大迷惑!
擦り傷・鼻風邪程度で来院する人の対応で人員を割かれ、本当に処理しなければならない重症患者の対処が遅れている現状。 1分・1秒が仇となり、救えなかった命も数え切れません。
診療拒否すればいい、という言葉を耳にしますが、現状の医療体系では診療拒否は裁判沙汰になります。つまり、明らかに治療の必要がない患者でも診なければいけないのです。
最近は少し対処が慣れてきて、薬が出れば満足という人が多いことから、「プラセボ剤(※1)」を処方して渡しています。
(※1) 精神的な治療効果を見込み、生体には何の治療効果もない擬似薬。小麦粉を固めた物など。
軽症で夜間に受診しにきた人、もう体で覚えてもらいましょう。
ボールペンの芯みたいな太い注射しますので覚悟しておいてください^^
** 私の勤務状況 **
9/1 7:00勤務開始 - 12:00休憩 - 13:00午後診療開始 - 17:00休憩 - 17:30夜間診療開始 ----
9/2 --- 6:00休憩 - 7:00午前診療開始 - 13:00終了 - 帰宅 - 睡眠 - 掃除しつつFFなど(笑)
9/3 7:00勤務開始 - 12:00休憩 - 13:00午後診療開始 - 20:30終了 - 帰宅 - ご飯その他+FF
9/4 7:00勤務開始 - 12:00休憩 - 13:00午後診療開始 - 17:00休憩 - 18:00夜間診療開始 ----
9/5 --- 5:00休憩 - 6:00大学へ - 8:30講師① - 10分休憩 - 12:15講師終了 - 病院へ - 14:00午後診療開始 - 18:00終了 - 帰宅 - 20:00お風呂で寝落ち - 21:00ふやけて起きる - 21:30ご飯 - 22:00FF
9/6 7:00勤務開始 - 12:00休憩 - 13:00午後診療開始 - 18:00終了 - 帰宅 - ご飯その他+FF
9/7 7:00休日勤務開始 - 17:00休日勤務終了(救急患者63名) - 帰宅
9/8 通常日勤
9/9 通常日勤
9/10 通常日勤 + 夜間診療
9/11 10日から継続勤務 + 17:00終了
9/12 午前診療 + 大学講師②単位 + 夜間診療
9/13 12日から継続勤務 + 14:00終了
9/14 休日診療 + 研究会 + 18:00終了
9/15 休み♪(9月の休日その①。 後半にもう1日ある予定)
9/16 通常日勤
9/17 通常日勤
以下、似たようなスケジュール。
1月の平均残業時間140。 残業代で基本給が倍に…! お金要らないから休ませてー;;
誰か労働基準法違反で訴えてください;-;