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■狼になりたい - 第4回 ≪JAniCAは不良アニメーターも救うのか!≫
そうだ。不良アニメーターに関わることなので、常に我々を混乱に落とし入れる「アニメーター芸人(役者)論=自己責任論」について、先に述べるべきだったかもしれない。しかし、ペンが走ってしまったのでこのまま 「不良アニメーターを救うのか!」続ける。
尚、これからは広義の意味でのアニメーターを使用する。
したがい演出も含めてアニメーターである。
「不良アニメーター…」、これはやっかいな問題である。
JAniCAに限らず、この手の協会が崩壊していく原因のひとつにこれがある。
世界中がこれで悩んでいる。
このことは詳しく書かないので、自分で勉強してほしい。
さて、不良アニメーターと言っても、剃りこみを入れたり、 剃り眉をしたアニメーターの事ではない(爆笑)。※1
不良アニメーターを連呼していると、どうしても愉快な絵が浮かんできてしまうので(苦笑)、 これからは「ダメアニメーター」と呼ぶことにする。
ダメな奴とは、ダメな原画やダメな演出、ダメなコンテなどを描く人達の事である。
こうした“ダメダメ君”もJAniCAは救い上げるのか?というのが、 同業者の最大の疑問であり、参加を躊躇する大きな要因であろう。
(参加を迷う大きな要因は他にもある。それはフリーであれ社員であれ、 仕事をもらっている会社との関係が悪くなる事を危惧しているからである。これは後に触れる)
躊躇の理由は「ダメ相手から被害にあっている」からである。
その気持ちは100%理解できる。
私も「ダイアポロン(笑)」より前から作画監督をやり、数十年被害を受けてきたからだ。
これは諸監督をやった者でなければ理解できまい。
ダメな原画、演出などには大雑把に考え、3ツのタイプがある。
1.向上心が見られず、今も将来もダメ。スケジュールも常に遅れ気味。
2.今はダメだが、向上心がある。新人達に多いタイプ。
3.力がある筈なのに、上がってくるモノに手抜きが見られる。毎回ギリギリのスケジュールである。
大体こんな所であろうか。
1.の向上心が見られず、今も将来もダメだろうというタイプである。
つい最近まで続いた低値アニメバブルの中で、こういうタイプのアニメーターが大量に生み出された。
本来の作品数に戻っていくにつれ、淘汰されてゆくのもやむをえないだろう。
JAniCAは将来、自ら仕事を確保するとともに、アニメーターのエージェンシーとしても活動して行くつもりである。
必要とする所にアニメーターを紹介する訳だが、そこに当然責任が生じてくる。
ダメな作画や演出に対してのクレーム全てに対応できる筈がない。
JAniCAの信念は、プロとしての誇りを持ち、個人の技術等の向上、作品の質の向上を常に目指す事こそが、アニメーションを救っていく道のひとつと思っている。
もちろん、プロとしての誇りを持てる様な、環境作りを努力する事は言うまでもない。
JAniCAは1.の様な人達を助ける組織ではない。
さあ書いてしまった。反発が起こるだろう。どこからだ!?
※1 「こんな不良アニメーターは嫌だ!」を大募集!プロの投稿を待つ!
尚、これからは広義の意味でのアニメーターを使用する。
したがい演出も含めてアニメーターである。
「不良アニメーター…」、これはやっかいな問題である。
JAniCAに限らず、この手の協会が崩壊していく原因のひとつにこれがある。
世界中がこれで悩んでいる。
このことは詳しく書かないので、自分で勉強してほしい。
さて、不良アニメーターと言っても、剃りこみを入れたり、 剃り眉をしたアニメーターの事ではない(爆笑)。※1
不良アニメーターを連呼していると、どうしても愉快な絵が浮かんできてしまうので(苦笑)、 これからは「ダメアニメーター」と呼ぶことにする。
ダメな奴とは、ダメな原画やダメな演出、ダメなコンテなどを描く人達の事である。
こうした“ダメダメ君”もJAniCAは救い上げるのか?というのが、 同業者の最大の疑問であり、参加を躊躇する大きな要因であろう。
(参加を迷う大きな要因は他にもある。それはフリーであれ社員であれ、 仕事をもらっている会社との関係が悪くなる事を危惧しているからである。これは後に触れる)
躊躇の理由は「ダメ相手から被害にあっている」からである。
その気持ちは100%理解できる。
私も「ダイアポロン(笑)」より前から作画監督をやり、数十年被害を受けてきたからだ。
これは諸監督をやった者でなければ理解できまい。
ダメな原画、演出などには大雑把に考え、3ツのタイプがある。
1.向上心が見られず、今も将来もダメ。スケジュールも常に遅れ気味。
2.今はダメだが、向上心がある。新人達に多いタイプ。
3.力がある筈なのに、上がってくるモノに手抜きが見られる。毎回ギリギリのスケジュールである。
大体こんな所であろうか。
1.の向上心が見られず、今も将来もダメだろうというタイプである。
つい最近まで続いた低値アニメバブルの中で、こういうタイプのアニメーターが大量に生み出された。
本来の作品数に戻っていくにつれ、淘汰されてゆくのもやむをえないだろう。
JAniCAは将来、自ら仕事を確保するとともに、アニメーターのエージェンシーとしても活動して行くつもりである。
必要とする所にアニメーターを紹介する訳だが、そこに当然責任が生じてくる。
ダメな作画や演出に対してのクレーム全てに対応できる筈がない。
JAniCAの信念は、プロとしての誇りを持ち、個人の技術等の向上、作品の質の向上を常に目指す事こそが、アニメーションを救っていく道のひとつと思っている。
もちろん、プロとしての誇りを持てる様な、環境作りを努力する事は言うまでもない。
JAniCAは1.の様な人達を助ける組織ではない。
さあ書いてしまった。反発が起こるだろう。どこからだ!?
※1 「こんな不良アニメーターは嫌だ!」を大募集!プロの投稿を待つ!