2009年 9月 4日
小学校の給食に針金混入
岡山市の小学校で2日の給食に針金が混入していたことが分かりました。原因は分かっていません。針金が混入していたのは岡山市立西小学校で2日に出された給食です。ドライカレーの中に長さ1、2センチ程度の針金が入っているのに児童2人が気付きました。2人とも口に入れる前だったため、けがはなく、他に異常を訴える児童もいませんでした。学校側は児童が食べ終わるころだったため、給食の回収は行わず、他のクラスへの連絡も給食終了後に行ったということです。給食は校内の調理室で民間業者が作ったもので、発覚後、調理器具や食材の袋などを点検しましたが、今のところ混入の原因は分かっていません。警察が針金を持ち帰り、鑑定を進めています。

放火か 岡山市長選ポスター掲示場焼く
4日未明、岡山市南区で岡山市長選のポスター掲示場を焼く火事がありました。警察では放火の可能性もあるとみて、調べています。4日午前2時半ごろ、岡山市南区中畦で岡山市長選のポスター掲示場が燃えているのをパトロール中の警察官が見つけ、消火器で消し止めました。この火事で高さ2メートル、幅2.2メートルの掲示場と張ってあった候補者6人のポスターが焼けました。岡山市選挙管理委員会では新しい掲示場を4日午後設置し、候補者全員にポスターの張り直しを依頼しました。警察では放火の可能性もあるとみて、選挙の自由妨害を禁止した公職選挙法違反などの疑いで調べています。

北朝鮮拉致被害者の家族が救出訴え
北朝鮮による拉致被害者の家族が4日、高松市で拉致問題の早期解決を訴え街頭で署名活動などを行いました。署名活動を行ったのは、北朝鮮の拉致被害者、有本恵子さんの両親、有本明弘さん、嘉代子さんら被害者家族の4人です。「1日も早い被害者の救出を」と市民に署名を呼びかけました。この後、被害者家族は香川県庁で真鍋知事と面会し、北朝鮮への怒りや拉致問題への県民の理解を訴えました。また、会見で家族らは、「政権が、代わっても引き続き政府は家族同様、命がけで問題解決に取り組んで欲しい」と訴えました。被害者家族らは5日、高松市で開かれる拉致被害者救出の集会に出席する予定です。

ビーチバレーJBVツアー最終戦
ビーチバレーのJBVツアー最終戦が4日から玉野市の渋川海水浴場で始まりました。JBVツアーは日本のトップレベルの選手が参加する国内ツアーで、5戦目となる岡山オープンは、今シーズン最終戦です。男女それぞれ12組のペアが出場し、灼熱の砂浜で熱戦を展開しました。このうち女子では、「ビーチの妖精」として人気を集める西堀健実、浅尾美和ペアが登場。2対0のストレートで勝ち、幸先のよいスタートを切りました。一方、男子では、シーズン全勝を目指す白鳥・朝日ペアの試合に注目が集まります。大会は6日まで開かれます。

新型インフル拡大防止でチラシ配り
新型インフルエンザの感染拡大防止を呼びかけるチラシ配りが4日朝、JR岡山駅で行われました。JR岡山駅では岡山県の職員11人が通勤・通学客などにチラシを配り、手洗い・うがいの徹底や、感染が疑われる場合にはマスクをして昼間に医療機関で受診するよう呼びかけました。岡山県では流行のピークを来月の初旬から中旬とみていて、県民の2割にあたる約39万人が発症、そのうち600人が重症化すると予測しています。岡山県では、流行期に入ったことを示すインフルエンザ注意報が3日発令されていて、先月28日までに26件250人の集団感染例が報告されています。

坪田祐佳巡査部長 世界剣道選手権優勝報告
先月、ブラジルで開かれた世界剣道選手権で、日本チームの優勝に貢献した、岡山県警の坪田祐佳巡査部長が4日、県警本部長に優勝を報告しました。坪田巡査部長は先月29日にブラジル・サンパウロで開かれた世界剣道選手権の女子団体に、日本チームの大将として出場し、5勝1引き分けの活躍で3大会連続の優勝に貢献しました。優勝報告に対し、岡山県警の江原伸一本部長が「優勝の経験を県警の活動に活かしてください」とお祝いの言葉と、表彰状を贈りました。坪田巡査部長は今月11日に東京で開かれる、全国警察剣道選手権にも出場します。