リーディング
久しぶりにリーディングの依頼を受けたので、依頼の内容に一番ピッタリ来るオラクルカードを引っ張り出してみた。
依頼の焦点を「インナーチャイルド」にフォーカスして行くという事で、使用したものはユニコーンのオラクルカードに決めた。
ここ一年ぐらいはあまりオラクルを使用する事が無かったのだけど、
先方がどうしてもその現場を生で見て、カードがどう引き出されて行くのか・・・という体験をしたいという事で、 そのリクエストに最も忠実に応えてくれるのはおそらくユニコーンだろう・・・という直感がはたらいた。 ユニコーン(英語 : Unicorn, ギリシア語 : Μονόκερως, ラテン語 : Unicornis)とは一角獣(いっかくじゅう)とも呼ばれる額の中央に一本の角が生えた馬に似た伝説の生き物である。 語源はラテン語の unus 「一つ」と cornu 「角」の合成語で、ギリシア語で「モノケロース」とも言う。 非常に獰猛で、処女の懐に抱かれて初めて大人しくなるという。角には蛇などの毒で汚された水を清める力があるという。 コンラート・ゲスナー(1516 – 65) 『動物誌 第1巻 胎生の四足動物について』より、彩色木版画、1551年、チューリッヒ。 ユニコーンは、そのほとんどが、ライオンの尾、牡ヤギの顎鬚、偶蹄目の蹄(よく「割れている」と誤解されるがそうではなく、ヒトで言えば中指と薬指に相当する)を持ち、 額の中央に螺旋状の筋の入った一本の長く鋭く尖った真っ直ぐな角をそびえ立たせた、紺色の目をした白いウマの姿で描かれた。 また、ヤギ、ヒツジ、シカに似た姿で描かれることもあった。 角も、必ずしも真っ直ぐではなく、なだらかな曲線を描くこともあれば、弓なりになって後ろの方へ伸びていることもあり、鼻の上に生えていることもあった。 ユニコーンは、山のように大きいこともあれば、貴婦人の膝に乗るほど小さいこともあった。 時には様々な動物の体肢を混合させて出来た生き物であった。 ユニコーンと水には医薬的、宗教的な関係があるため、魚の尾をつけて描かれることもあった。 アジアでは時おり翼を生やしていることすらあった。 体の毛色も白色、ツゲのような黄褐色、シカのような茶色と変わっていったが、最終的には、再び輝くばかりの白色となった。 中世ヨーロッパの『動物寓意譚』(ベスティアリ, Bestiary, 12世紀)の中で、モノケロースとユニコーンはしばしば同じものとして扱われるが、 中にはそれぞれを別のものとして扱うものもある。 その場合、モノケロスはたいがいユニコーンより大きく描かれ、角も大きく非常に長い。またモノケロースの挿絵には処女が一緒に描かれていない。 フランスの小説家のフローベール(1821 – 1880)が『聖アントワーヌの誘惑』(La Tentation de saint Antoine, 1874年)第7章の中で一本の角を持つ美しい白馬としてユニコーンを登場させ、 現在ではその姿が一般的なイメージとなっている。 (以下省略・・・)
勿論オラクルカードはあくまで一つのアイテムでしかないのだが、カードの良さは、
「それを本人自身がセレクトする」ところにあると私は思っている。
自分で引いたカードは自分が導き出した心の声・・・と言う事も出来るので、
クライアントにとってそれほどリアリティーのある答えも又、無いだろう・・・。
アイテムも使い方次第で、気づきと開眼の大きなきっかけになる。
そしてそうしたアイテムから、いつかクライアントが自立して行く事を、
カウンセラーは一番願っている筈なのだ・・・。 (損得勘定でワークをしているカウンセラーは、そこには含まれないが・・・。)
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