8/26,19:15頃訪問。こちらに出来たとの情報を聞き、行って見たいと思い訪問。店内はいい時間にもかかわらず先客は一人しかいない。何とも寂しい。まずは最初の扉を開け券売機に注目。手書きで「中華」と「とんこつ」と書いてあり、その下にそれぞれのメニューがある。中華のほうも欲しいところだったが、まずは基本にしておこうと思い「１丁目塩ラーメン（太麺）」（680円）と「抹茶アイス」（260円）を購入。第二の扉を開け、やってきたお姉ちゃんに手渡し入り口近くの席に着席。出来上がるのを待つ。

　約５分くらいで運ばれてきた。 大きめなチャーシューにメンマ、モヤシ、海苔、ネギのトッピング。チャーシューは薄いが噛みごたえがあり、肉の味も楽しめていい。スープを一口。濃度、粘度があるとんこつベースだが、とんこつ臭さはあまり感じられない。塩もそれほど感じられない。この辺はちょっと残念なところ。あと、バターも使っているみたいで、その分マイルドでクリーミーな感じがある。なかなかいいです。 麺はヨシベー製の中太麺を使用しているとのこと。ということは外れということはなく、コシもしっかりあり食感もいい。スープとの絡みも抜群で一体感がある。

　特出しているということはないが、しっかりまとめられたものであることには違いない。味の濃さで言えば不満がある人もいるかもしれないが、こういう落ち着いたものが個人的にはいい。機会があったら次は中華のほうをいただいてみたいです。（じゃい）

2009.8.26

　８月８日、国道16号線米本交差点近くにオープンした新店である。元コンビニだった場所で、最寄り駅としては東葉高速の村上になるだろうか。しかし駅から数キロあるので、車で行く店と考えた方がいいだろう。駐車場はもちろん完備している。店の建物こそコンビニの時の雰囲気ではあるが、木の質感を活かしたファサードといい、なかなかお洒落な感じ。欲を言えば店名の書かれている看板というか緑のターポリンが少々興ざめと言おうか、せっかくの木の雰囲気と合っていないように思った。しかし店内は日本家屋的な温かみがあり、洗練されていて実に良い。カウンターは３席ほどあるものの、あとはテーブル席、小上がり席が主体になっていて、家族連れやグループ客にも使いやすい雰囲気。スタッフの方はキッチン２、ホール１で回している模様。午後３時過ぎに伺ったが先客０で後客が２と、まだ認知はあまりされていないようだ。

　こちらのお店は同じ八千代市内の人気店「ラーメンヨシベー」出身の方が立ち上げた店とのこと。よってメニューの方も「豚骨スープ」「中華スープ」の２本柱になっていたり、とんとろチャーシューがあったりと、随所にヨシベーの色が出ている。メニューのラインナップは「豚骨」の方が「１丁目醤油ラーメン」（680円）が基本で、他に「１丁目塩ラーメン」（680円）「１丁目みそラーメン」（700円）「１丁目和風とんこつラーメン」（700円）があり、「中華」の方は「醤油ラーメン」（650円）「塩ラーメン」（650円）となっている。注文は入口にある券売機にて。一番最初に書かれている「１丁目醤油」をいただくことに。

　麺は太麺と細麺があり、注文時にどちらにするか聞かれたので、オススメを伺ったところ太麺とのこと。 程なくして出て来たラーメン。締まった感じのビジュアルに期待が高まる。スープは濃度粘度ともに程よい豚骨スープで、魚介がうま味を補完しているバランス。ちょっとスープに残るニンニクの味が気になったが、醤油ダレや油もしっかりとベースに馴染んでいて、なかなかのスープになっていると思う。ここ数年ヨシベーはご無沙汰しているので、今のヨシベーの味は分からないが、イメージとしては記憶にあるヨシベー的なイメージに近い。麺はヨシベー製の中太麺を使用していて、スープの拾いも良く、食感も良い麺だと思う。具はチャーシュー、メンマ、モヤシ、海苔、ネギと特筆すべき点はないが、麺とスープがしっかり出来ているので美味しく最後まで味わえる。こういうラーメンはありそうでなかなかないものだ。

　全体的に飛び抜けた部分があるとか、インパクトあるラーメンというわけではないが、手抜きなく誠実に作られた一杯という印象で好感が持てる。こういう「普通に美味しいお店」が家の近くにあったらいいなぁと誰もが思うお店ではないだろうか。村上、米本周辺の地元の方達にはぜひ行かれることをお勧めする。今度は別のメニューを試してみたい。（Ricky）

2009.8.26